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2015/08/31
  • イベント情報

第8回「ひらめき☆ときめきサイエンス」実験教室を開催して

健康科学研究科長 山田 一哉


8月29日(土)に、第8回目となる「ひらめき☆ときめきサイエンス」実験教室を開催しました。
高校生16名と小中学生各1名とその保護者1名が参加しました。
また、日本学術振興会から2名の方が見学に来られました。

参加者の唾液から DNA を調製して、「お酒に強いか、弱いか」「太りやすいかどうか」「短距離型筋肉か長距離型筋肉か」に関わる遺伝子を一つ選んで DNA 型をタイピングする内容です。
参加者は、実験で自分の DNA を目に見える形で沈殿させたときや自分の遺伝子型が明らかになったときは大いに盛り上がり互いに一喜一憂していました。
ティーチングアシスタントの院生・学生達も先輩として適切に指導することができ、高校生の良き相談相手になっていました。

本教室は2008年にはじめて開催し、以来8年連続で行ってきました。
なかなか人が集まらず苦労することもありましたが、今年、参加者が通算で100名を超えて計110名となりました。
中には、高校生時代に本実験教室に参加したあと、健康栄養学科に入学し、私のゼミに所属してティーチングアシスタントとして実験教室の運営に関わった学生も少なからずいます。
そういうサイクルができたのは喜ばしいと感じています。

私が代表者として行う実験教室は今年度で終了することにし、次年度以降は高木教授にバトンタッチして装いも新たに開催する予定です。
8年間の長きにわたり、開催にあたってお世話になりましたすべての関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
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