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2016/03/02
  • イベント情報

第2回あるぷすタウン開催 ~子どもの仕事をつくるために学生、地域、専門家が結集~

2月27日(土)・28日(日)、「第2回あるぷすタウン」を開催、小学校4年生から中学校2年生までの209名が仕事体験に参加し、会場である松本大学5号館は賑わいをみせました。

小中学生たちは「あるぷすタウン」の市民となり、仮想通貨として「地域通貨"yume(ユーメ)"」の流通を通して社会の仕組みを学びました。
普段のお手伝いや勉強、遊びとは違う『お仕事』の世界に子ども市民たちは期待と不安でいっぱいでしたが、サポートする大学生たちは笑顔で仕組みを説明しており、和やかに進行していました。
ハローワークでは仕事を探して紹介状を受け取りました。銀行では仕事に応じた給料の受け取りをし、税務署では納税を体験します。そうして残ったyumeは、貯金するも使うのもすべて自分次第と、貨幣流通の仕組みを学びました。
そのほか、立候補した子ども議員のポスターはタウン内の印刷会社が制作し、全員で投票するなどといった体験も行いました。

町には40のブースがあり、93名の専門家が挨拶の仕方や仕事や接客を子どもに教えました。時給換算の給料は健康診断の受診で1割増、自分の名刺を作ると1割増の仕組みなど、細部まで凝った仕組みも実施しました。

今回、スタッフとして96名(高校生25、松本大生60、社会人11)が子どもと専門家をサポートしました。
土日を通じ、多くの企業様からたくさんの社員の方を派遣いただきました。
その中には「あるぷすタウン」用に特別な企画をご提案いただいた企業様も多く、長野銀行様では同社の『女性活躍推進チーム』のなかにワーキンググループを結成して準備されるなど、積極的な運営をしていただきました。

子どものアンケートを読むと、手応えと次回への期待でいっぱいです。
『年がちがい、知らない子ととても仲良くすることができたり、自分に合った仕事を見つけられて、大人になるのが楽しみになりました(小学5年女子)』、『自分で店を開くのは楽しかったけど、大変だとわかった。将来に役立てたい(小学6年男子)』など。

当日の模様はNHKテレビ(県内向け)やエフエムまつもと、信濃毎日新聞、中日新聞が取り上げました。
ご参加いただきました皆様並びにご協力いただきました企業団体の皆様に、心より御礼申し上げます。
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