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2016/03/21
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長野県日中友好協会にて「中国進出県内企業の現状」について講演

総合経営学部総合経営学科 教授 兼村 智也


長野県日中友好協会で毎年実施される「日中関係を考える連続市民講座」に今年も講師としてお招きいただきました。

経済の減速がささやかれる中国ですが、日本経済への影響も小さくありません。そのなかで進出企業を含めた長野県企業に与える影響や今、企業の現場で起きていることを中心にお話をさせていただきました。一方で、長野県企業も労働力の確保が困難といった構造的な問題に直面しており、人を通じた日本と中国の連携強化が両者の利益につながること、実際、そうした動きがみられることについて言及させていただきました。

この講座の講師としてお招きいただくのは5年連続になりますが、今年も三連休の初日にもかかわらず多くの方にお集まりいただき、また活発かつ興味深いご質問、ご指摘をいただきました。改めて、市民の皆様の中国への関心の高さを痛感するとともに、こうした草の根レベルでの関心の積み重ねが日中の相互理解につながるのではと感じております。私の話が、少しでもそうした機会になればと思っております。
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