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2017/02/28
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イベント報告 ー 地域づくり考房『ゆめ』で「第3回あるぷすタウン」を開催、子ども達の街をつくるために学生、社会人、専門家が結集

松本大学の地域づくり考房『ゆめ』では、子どもたちへの社会学習、職業教育として『あるぷすタウン』という取り組みを実施しています。
これは、色々な仕事を専門家の方に指導していただき、子どもたちが仕事を通して、子どもたちだけのまちを運営し作り上げていくというものです。

2月18日(土)、19日(日)に開催した、「第3回あるぷすタウン」には445名の小中学生が参加しました。 
家でのお手伝いや学校での勉強とは違う『お仕事』の世界。子ども市民たちは、地域通貨であるyume(ユーメ)で給料を支給されて、税金を収めたり残金を考えて買い物をする体験をするなど地域経済に触れるとともに、市民の義務として市長や議員を決める選挙に参加することで社会を体感することができました。

今回のあるぷすタウンは松本大学の地域づくり考房『ゆめ』が主催し、学生と社会人からなる実行委員会が運営を担いました。
当日は高校生を含む95名のスタッフが運営を担い、企業や商店、消防、警察、病院、自衛隊、市役所などの協力により38もの仕事体験ブースが用意されました。
このイベントの目的は、学生たちが社会人基礎力を身につけ社会の担い手としての自覚を育むことです。地域の社会人と協働し、子どもたちが楽しんで活動するサポートや企画運営を行うことでそれらを学ぶきっかけとなりました。
また、今回の企画では「プロの仕事を学べる街」「子どもの意見を取り入れる」「お互い助け合える実行委員会」という3つの目標を打ち立て、実行委員会での会議や作業、企業や専門家との打合せをなどを通じて達成を目指しました。

子どもたちの84%からは『楽しかった』という反応とともに、来年も参加したいという声が多数寄せられました。
当日の模様はNHKテレビ、テレビ松本のニュース、新聞各誌でもとりあげられました。

ご協力いただいた関係の皆様に心より御礼申し上げます。

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