


松本大学は松本盆地の中央に位置し、全国有数の豊かな自然に囲まれていま
す。西には3000mを望む北アルプス、北に槍ヶ岳を源流とする梓川、麓には豊かな土壌が広がり、そこに営む人々の暮らしと観光等への自然の恩恵を受けながら、伝統と新たな文化が混ざり合う、古来より魅力ある地域です。
しかし、この環境にも様々な変化が訪れています。急激な地球温暖化、森林の問題、鳥獣害の問題、地下水減少の問題、ごみ処理の問題、エネルギー自給の問題、後世に残す資源枯渇の問題…どれも地球規模でありながら、私たちの生活と切り離せない課題です。また、2011年3月の東日本大震災以降、エネルギー利用のあり方や、環境許容量を超えない社会のしくみについて、社会的な環境への課題意識はより高くなりました。
世界的にも焼却施設数の大きさが際立つ日本では、ごみの多くをそのままごみとして焼却処分、小さな国土に場所を探して埋め立てをしてきました。しかし、資源の循環を考えると、ごみの中にも資源となりうるものが多く存在します。ごみを適切に分別することによって、資源に変えることができれば、焼却エネルギーや埋め立て地を減らすことができ、CO2削減にもつながるのです。
松本大学におけるごみの分別は、松本市のルールに従い、以下のように行います。
| 対象となるもの | 出す場所 | 回収 | |
|---|---|---|---|
| 可燃ごみ | 資源化できない紙類 (感熱紙、感圧紙、ビニールコート紙など) |
学内各所のごみ箱 | 契約業者 |
| プラスチック類 | |||
| 布類、木類など | |||
| ペットボトル | ペットボトル本体 |
学内各所の専用ごみ箱 | 契約業者の処理工場(岡谷市)で リサイクル化 |
| ふた | 学内各所の専用回収箱 | 茅野市「夢の会」エコキャップ 運動事務局の協力で年2回回収 |
|
| 缶・ビン | アルミ缶、スチール缶、飲料用ビン | 学内各所の専用ごみ箱 (飲み干してから入れる) |
契約業者 |
| 紙類 | 一般紙 | 学内各所の専用ごみ箱 | 契約業者 |
| 新聞紙 | |||
| 封筒、小さな菓子の箱、メモ用紙 | |||
| 書類類(縛って出す) | |||
| 段ボール(畳んで出す) | 専用回収場所へ | 第2コムハウス(新村)が回収し リサイクル |
2007年に学生スタッフ&ボランティアとして発足し、学生自身による学内環境美化を目的としています。大学から学内学生スタッフとして依頼を受け、有償のスタッフとして活動しています。
主な活動は、①ごみ拾い、②エコキャップ回収(※)、③古紙分別回収です。
※エコキャップについて
エコキャップはリサイクルされ、その収益が海外の子供たちのポリオなどワクチン購入費用に充てられます(エコキャップ800個で子ども用のワクチン一本分になります)。平成22年1回目(129.6kg)、2回目(138.8lg)、3回目(148.5kg)と回収量が増えています。これは学生、教職員が家庭で集めたエコキャップを持ち寄るなど協力の輪が広がっているためです。
植え込みの中など見落としがちな場所も
しっかりと確認します
学友会公認のクラブ協議会では、加盟サークルの協力でごみ拾いなどの活動を定期的に行っています。また学生委員会では、前期中にマナーウィークを設定して、ごみやたばこのポイ捨てをなくすためのキャンペーンにとりくんでいます。
さらに、短期大学部の藤波ゼミメンバーは、週1回のゼミ時間の一部を学内清掃にあてるCCC(キャンパスクリーンクラブ)活動に取り組んでいます。
キャンパス近くに借りた畑にて
堆肥を活用して
野菜を作り、小学生と収穫体験を行いました
松本ものづくり創造塾の皆さん、そして中島屋降旗米穀様のご協力を得て、人間健康学部健康栄養学科が取り組んでいる生ごみの堆肥化プロジェクト。2010年3月、山形県長井市の「レインボープラン」の現場視察をきっかけに、「生ごみを通じて"食"と向き合おう!」と、1・2年生が調理実習などで出た生ごみを学内で堆肥化し、それを畑で利用する取り組みが行われています。今後は、この取り組みを地域に広げ、堆肥の活用方法などもさらに発展させていく予定です。

何にどれくらいのエネルギーを利用しているのか、まずは実際にその実態を調べ、「数字」にして目に見える形にして改善につなげる取り組みが進んでいます。2011年12月、「信州省エネパトロール隊」により行われたエネルギー利用状況調査の結果を元に、無駄はどこにあるのか、どう効率的に改善していくのかを、今後大学全体でさらに取り組んでいく予定です。
快適なキャンパスライフ、職場環境づくり、地域づくりを目指し、1年に2~3回、松本大学の環境に関する情報や生活に役立つ環境マメ知識など満載のニュースレターを発行します。2012年新年創刊号はこちら
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