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2007/11/16
  • アウトキャンパス・スタディ事例

松本歯科大学病院の協力を得てアーリー・エクスポージャーを実施

写真は全て11月16日実施のB組の様子で本文とは異なります。

健康栄養学科では、クラス毎にホームルームの時間を利用して「アーリー・エクスポージャー(Early exposure:早期体験学習)」を行っています。11月2日は4つあるクラスの先頭を切ってC組が、松本歯科大学病院を見学しました。
 アーリー・エクスポージャーとは、入学後できるだけ早い段階で、病院・行政・福祉の現場にて実際に患者と触れ合い、様々な医療スタッフとの交流を通して、職業に対する使命感や大学で学ぶモチベーションを高めることを目指したプログラムのことです。医療系の学部では一般的に行われていますが、栄養系ではおそらく本学が初めてだと思われます。

 見学では、調理室で作られた食事が病棟へ届けられるまでを追い、看護師の先生より食事について問題があれば直ぐに栄養士の先生と連携を取って対処していることを伺いました。
 小児歯科外来では歯科医師の先生より「治療が終了しても、食生活が乱れていればまた戻ってきてしまうこともあるので、治療後の説明には栄養士の先生が同席してアドバイスをして頂いているので、とても助かっている」と伺いました。
 薬局では薬剤師の先生より「どうして塩分を摂り過ぎると血圧が上がるのですか」と質問されました。1年生はまだ病態に関する講義は受けていないので無理もないのですが「この質問に答えられるようこれから勉強を頑張りたい」と逞しい感想が沢山聞かれました。

 素敵なカフェテラスで昼食を戴いた際には、初めてミキサー食を試食してみました。「このような形態でもおいしいと感じられる食事が作れるようになりたい」と熱く語る学生もおりました。

 最後になりましたが、多大なるご協力を賜りました竹内由里先生を始め、松本歯科大学の皆様に改めまして御礼申し上げます。有難うございました。

本文は、健康栄養学科の藤岡由美子専任講師から寄稿していただきました。
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