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2008/09/13
  • アウトキャンパス・スタディ事例

人間健康学部健康栄養学科の教員と学生が横浜で開かれた第15回国際栄養士会議に出席

9月8日~11日まで、パシフィコ横浜でThe 15th International Congress of Dietetics: 国際栄養士会議(ICD)が開催されました。ICDは国際栄養士連盟(ICDA)が4年に1回開催している国際会議であり、日本での開催は日本栄養士会の長年の夢であったと先輩栄養士の皆さんからうかがっていました。7日にはICD2008のWelcome Partyが開催され、8日のOpening Ceremonyは、日本栄養士会中村丁次会長の「本当に、国際栄養士会議が始まりますよ!」という言葉からスタート―。
 本学からは、西田美佐教授が「The Contributions to World Nutrition」というSymposiumのChairmanとSpeakerを務められ、海外で活躍しようとする日本の若い栄養士の方々に有益なSpeechをなさいました。熊谷晶子助手は堪能な英語能力を活かして、語学ボランティアとして、ExcursionやPoster Sessionの通訳を務めたほか、Community NutritionのOral Sessionで諸外国のSpeakerに混じって、研究発表を行いました。ほのぼのした素敵なSessionでした。そのほか、本学からは、村松宰学科長、藤岡由美子講師、大森恵美助手、廣田の4名がPoster Sessionでそれぞれの研究成果を発表し、他の研究者の皆さんと交流しました。8日には日本フィルハーモニーによるイブニングコンサートが、9日はパンパシフィックホテル横浜でバンケットが用意されており、どちらもすばらしいものとなりました。
 健康栄養学科の2年生1名、1年生5名も、大学のバスに乗車して会議に参加しました。英語でのSpeechばかりで戸惑ったようですが、先生方のPosterの準備なども積極的に手伝ってくれたり、Luncheon SeminarのTicketを得て参加したりと、世界40カ国以上から参加した600名を含めて4,000人以上の栄養士の皆さんとともに過ごした日々の中で、いろいろな収穫を得てくれたのではないかと思います。
 11日のClosing Ceremonyで、中村会長は「いよいよ"さよなら"を言わなければならないときが来てしまいました。」と声を詰まらせ、「今後も、栄養や食事を通して世界の平和に貢献できるよう努力していきましょう!」と締めくくられました。4年後の2012年はAustraliaのSydney、2016年はSpainで開催されることになっています。このときには、本学科の卒業生も管理栄養士として参加し、本学から世界に羽ばたく管理栄養士が誕生してくれたら、どんなにかうれしいことでしょう。
 本文は、人間健康学部健康栄養学科 廣田直子教授から寄せていただきました。
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