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2015/09/30
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科「専門研究」で地域企業訪問調査(その1)を実施 ~(株)デリカ【松本市】~

総合経営学部総合経営学科 教授 兼村 智也


総合経営学科では今年度より3年生を対象とした「専門研究」という新しい講座をスタートさせました。
これは3年生全員を対象にした従来の「ゼミ」に代わり、特定の研究テーマをより深く勉強しようとする意欲をもった少数の学生を対象にした選択講座であり、受講する学生にはより主体的な参加姿勢が求められます。

私の専門研究では「地域企業研究」として、それぞれの学生が興味の持った地域企業の強みやユニークな点を既存資料を使って調べ、そのうえで実際にその企業に訪問し、既存資料では不明な点や自身の疑問や仮説を経営者の方に問うという座学と現場、両面からの学習を実施しています。

9月29日(火)、その第一弾として(株)デリカ【松本市】に訪問させていただきました。
同社は農機具メーカーであり、製品によっては国内シェア8割を持つ「オンリーワン」の企業でもあります。
今回の訪問では「なぜ。こうしたことが可能になったのか」を同社に興味を持った須澤君を中心に戸田社長様に質問させていただきました(写真①②参照)。
また工場見学もさせていただきましたが、金子部長様より学生にもわかるような丁寧なご説明をしていただきました(写真③参照)。
こうした活きた現場での学習は、学生にとって経営学についての理解を一層深めるばかりか、優れた地域企業の存在を知る機会にもなります。
そうした意味で、ご多忙のなか、このような機会をいただき、丁寧なご対応いただきました(株)デリカ様に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

なお、この企業訪問調査は第一弾であり、学生が学習対象としている他の企業様についても順次訪問していく予定でおります。
その報告につきましても、このHPでさせていただくとともに、これらの研究成果を10月17、18日に行われる本校学園祭「梓の杜祭」でも報告する予定です。
ご興味のある方は是非、そちらの方もご覧いただければと思います。
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