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2016/07/13
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科・兼村ゼミで地域企業訪問調査を実施~信越電装(株)【大町市】~

写真①

写真②

総合経営学部総合経営学科
教授 兼村智也


私のゼミではユニークな地域企業を訪問し、そのビジネスの仕組みなどについて勉強しておりますが、今年度2社目として7月12日(火)、信越電装(株)(大町市)を訪問させていただきました。
同社は使えなくなった自動車部品を世界中から集め、それを分解、修理して再生品(リビルト)として仕立て、品質保証の「自社ブランド」をつけて販売する企業です。限りある資源の再利用が求められる昨今、まさに信州から時代のニーズにマッチしたビジネスを行っています。

また同社のユニークなところは工場の生産部門のみならず、事務部門も立って仕事をしているところです。これにより、長くなりがちな会議も短時間で済ませ、仕事の効率化を図ろうとするものです。そして大町市にありながら従業員には県外出身者も少なくなく、今年に就任したばかりの三代目社長は米国出身の方です(写真①)。もちろん世襲ではなく、しかも年齢はまだ30代前半という若さです。こうした国籍、出身地、年齢、性別など多様な人材を活かした「ダイバーシティ経営」こそが同社の活力を生んでいるといえるでしょう。

同日は、そのネグリ社長、池田副社長から懇切丁寧なご案内をいただき、学生たちにとっても大変貴重な機会となりました(写真②)。
こうした「活きた教材」に触れる機会を通じて学生が企業経営について、また地域企業への興味や理解を深めることを期待するばかりです。
ご協力いただきました信越電装(株)様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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