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塩尻市奈良井宿でフィールドワークを実施

観光ホスピタリティ学科
教授 益山 代利子


今年で8回目となる塩尻市奈良井宿へのアウトキャンパスを7月1日に開催しました。
「景観と観光」の講義の一環として、毎年中山道奈良井宿にてフィールドワークを行っています。
奈良井宿は、長野県に7ヶ所ある文化庁指定の重要伝統的建造物群保存地区の一つです。他には、戸隠、木曾平沢、千曲市稲荷山、東御市海野宿、南木曽町妻籠宿、白馬村青鬼地区などが指定されています。重要伝統的建造物群保存地区とは、文化財保護法の中に定められている「伝統的建造物群保存地区制度」によって、町並みが保存されている地区です。保存地区内では、新築、増改築、修繕、色彩変更等、外観に影響する変更に関しては許可が必要であり、建築物の特性を維持するために、周囲の町並みと調和するような基準が設けられています。

フィールドワークでは、建造物の高さや配置、意匠の特徴や色の統一、敷地の緑化とソフトな修景、街道の歴史と交通、水資源と環境、バリアフリーと観光などのテーマを基に、観察・聴き取り調査を行い講義の中でグループ毎に発表を行っています。
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