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"幸せづくりのひと"づくり

明日を担う“ひとづくり”はこれだ! 小さな大学の大きな志

著作者 中野 和朗
ジャンル エッセー(教育問題)
定価

800円+(消費税別)

本のサイズ 新書版 横103mm×縦171mm
ISBN ISBN-10:4902915006
ISBN-13:978-4-902915-00-6
発行年月 2004年12月
  • 書籍データ
  • 目次
  • 概要・あらすじ
  • 著者からのコメント
  • ご購入

目次

まえがき

第一章 “幸せづくりのひと”づくり
  1. “幸せづくりのひと”づくり
  2. 幸せの条件
  3. バリアフリーの心
  4. “こころ”が運命を決める
  5. “幸せづくり”の処方箋
  6. 続“幸せづくり”の処方箋 “命の大切さ”を心に刻む
  7. “人間の条件”を育む
  8. 決め手は“こころの良さ”
  9. “負けるが勝ち”のすすめ
  10. “愚痴”のすすめ
  11. “清貧”のすすめ
  12. “卒煙”のすすめ
  13. “心の眼”を育てる
  14. 豊かな感性を育む
  15. “幸せづくりの府”からの“ファイナルアンサー”
  16. たかが笑顔、されど笑顔
  17. 私の学生時代
  18. プラスか、マイナスか、これが問題だ!
  19. たかが挨拶、されど挨拶
  20. チームワークの中で自分を活かす
  21. 人生には“勝ち”も“負け”もない
  22. 生き方の発見

第二章 松本大学の志
  1. 松本大学の“志”
  2. ユニバーサル時代の大学モデルづくり
  3. 松本大学の「オーダーメイド教育」へのチャレンジ
  4. 競争原理の超克
  5. 悪しき報酬主義の超克
  6. 共同・共生の哲学
  7. 「エイジフリー」へのチャレンジ
  8. デモクラシーのプロを育てる
  9. ホスピタリティのプロを育てる
  10. 松本大学を目指す君たちへ
  11. 人間には「食欲」「性欲」のほかに「知欲」がある
    ─「知欲」に根ざした教育のルネッサンスを─
  12. 大学で学ぶ意味/136
  13. 「センター試験」を大学入学資格試験に
    ─不毛な“受験勉強”からの解放の道─
  14. 落語家はなしかと料理人のプロ意識に学ぶ
  15. たくましい野球部づくりの秘密
  16. 松本大学という乗合自動車“幸せづくり号”
  17. “松本大学ブランド”づくり
  18. 松本大学「脱煙宣言」の行方
  19. お祭りをみんなでつくって愉しむ
  20. みんなの力による、みんなのための、みんなのお祭り
  21. “『白磁のひと』のようなひと”を育てる
  22. “こころ”を育てるキャンパスづくり
  23. 「自主・独立」のこころ
  24. “イッヒイッヒイのベー”
  25. 松本大学の初夢
  26. “そば打ちのこころ”は“母ごころ”

第三章 二十一世紀の社会と生き方
  1. 二十一世紀の社会と生き方
  2. 日本人であることの意味
  3. “和風”の国際貢献
  4. “愛国心の涵養”の法令化について―教育基本法改正の問題点―
  5. “自主・独立”のすすめ
  6. “原爆記念日”と“お盆”と“終戦記念日”に想う
  7. 「戦争か平和か?」あなたはドッチ?
  8. 「人間をつづけるのか? 人間をやめるのか?」あなたはドッチ?
  9. 「人間は善なりや? 悪なりや?」
  10. “ハムレット症候群”の超克
  11. 『煙草の害について』
  12. ニコチンからの自己解放のすすめ
  13. 子供は社会を映す“鏡”
  14. 「梓乃森祭」を“むら祭り”としてつくる
  15. “鎮守の社”としての松本大学

あとがき

概要・あらすじ

「松本大学」は、田舎の小さな大学です。"幸せな地域社会(コミュニティ)づくりへの貢献"を"志"としています。本書には、この"志"の実践はどのようにして可能か?そのイロハが説かれています。また、21世紀は、"会社本位社会"から"地域社会(コミュニティ)社会本位社会"への転換の時代とも云われています。転換のキーワードは"ひとづくり"です。これは"明日の日本づくりのひと"づくりの道をも指し示しています。

著者からのコメント

私達の身の回りにはこれまで嘗て体験したことがないような悲惨で憂うべき出来事が日常茶飯事のように起きています。日本の社会は瀕死の重病に罹っているとしか云いようがありません。このままでは日本は死んでしまいます。みんなで手遅れにならない内に何とかしなくてはなりません。この現状を改善し、希望の持てる未来社会はいかにして作ることが出来るか?すべては"ひと"次第です。幸せな明日の地域社会づくりに貢献できる"ひとづくり"こそ、緊急不可欠な重大事なのです。それはいまや大学や学校だけでは手に負えなくなっています。夢のある未来社会づくりのために、寄って集って"幸せづくりのひと"づくりが必要です。そのことをみんなで考え、実践するためにこの本を書きました。

著者略歴
氏名(ふりがな)中野 和朗(なかの かずお)
職名松本大学・松本大学松商短期大学部 前学長 
信州大学名誉教授
生年月日1933年
最終学歴東京都立大学大学院人文科学研究科独文学専攻(修士課程)
学位文学修士(東京都立大学、1963年3月)
主要担当授業科目ドイツ語
専門分野ドイツ文学、比較文学
研究課題「ドイツ文学における『人間と社会』」の考察

研究業績(主な著書・論文等)
区分著書・論文名等発行所・掲載誌(書)等刊行等年月
単著書カメラーデンの詩と真実亀田ブックサービス2001年2月
共著書信州の歴史と文化郷土出版社1995年10月
共著書繊維の文化史 高分子刊行会1993年9月
共著書ハイネとその時代朝日出版社1977年7月
共著書マルクス全詩集 大月書店1977年5月
単著論文ドイツ文学にみられる「死に至る愛」の諸相信州大学特定研究1981年3月
単著論文若きケラーとその時代日本独文学会誌「ドイツ文学」1968年5月
単著論文ゲーテの「ファウスト」のメッセージ松商学園短期大学「松商短大論叢」2000年3月
その他多数


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