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スリランカからの留学生ラナシンゲ・ウメンドラ君 アジア賞論文コンテスト最優秀賞受賞

総合経営学部観光ホスピタリティ学科2年のラナシンゲ・ウメンドラ君が、論文コンテストで優勝しました。ウメンドラ君はスリランカ出身の留学生。スリランカのナーマルオヤという街の人々を救うための支援活動をしています。

 ウメンドラ君が最優秀賞をいただいたのは、松本ワイズメンズクラブ(YMCAの支援活動団体)主催の第9回アジア賞小論文コンテストです。アジア賞はこれまで信州大学に在籍するアジア諸国からの私費留学生だけを対象にしていましたが、本年度から本学の留学生も応募することができるようになりました。松本大学にとっては初めての試みだったにも関わらず、最優秀賞を獲得し注目を浴びました。

 「一人ひとりが大切にされ、信頼し合える社会を築くには」と題して、現代社会に失われがちな愛情や親切心をもって人を育むことの大切さを自らの支援活動を通してウメンドラ君は論じました。

 12月16日に授賞式が深志神社にて行われたわけですが、キリスト教団体のワイズメンズクラブが神道の神社にて授賞式を行うのも、信条を越えたおもしろい取組みでした。ウメンドラ君は、信州大学の留学生やワイズメンズクラブの皆さんと交流を深め、今後の彼の活動をサポートしてくれそうな人脈づくりにも役立てることができました。
 本文は、国際交流センター長の益山代利子准教授(観光ホスピタリティ学科)から寄稿していただきました。
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