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エコ旅プロジェクトが「環境フェア」で活動発表

ステージで発表するエコ旅メンバー

天ぷら廃油Carエコ旅プロジェクトで日本一周をしてきたチームを代表して、観光ホスピタリティ学科の高野優一(3年)、粟津原雄太(2年)柴田陽一(1年)、(いずれも敬称略)の3名は、2月23・24日と開催している「安曇野環境フェア」にて展示発表ならびに舞台での活動発表を行った。このイベントは安曇野市が今年からはじめたもので、市の総合計画の中で位置づけられている環境分野での協働の場を作り出すねらいがある。会場には70団体を超える展示ブースがあり、市民団体・企業・行政・学校・福祉施設などと、多種多様な環境への取組みが報告されて、会場はなかなかの盛況ぶりだった。

 エコ旅プロジェクトの発表では、小学校・高等学校に続く学校の部の最後を飾り、学生らしい立場から環境へのメッセージを伝える旅の広報や、燃料にした廃油の性能や仕組み、全国各地での環境への取組み事例と交流の様子をまとめたものを、PCソフトを使い、堂々とプレゼンテーションした。このプロジェクトは会場でも周知されており、発表後は「すばらしい取組みだ」「若い元気をもらった」「松本大学は元気だね」などど、たくさんの感想をいただいた。

 最近では企業によるキッズISO認証の普及活動や、市民による新エネルギー開発、地域の固有生物種を保全する活動など、環境活動は技術的・社会的にも急速に発展している。最近の現場の様子を感じながら学生たちとともに会場を回った。彼らは昨年8月末にも長野県の主催する環境フェア(会場:ビックハット)で、同様の発表をしている。地域密着の顔と顔の見えるネットワークも、これからの活動をより深めてくれそうだ。
 本文は、観光ホスピタリティ学科の中澤朋代専任講師から寄稿していただきました。
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