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2009/11/10

諏訪商工会議所と本学人間健康学部が事業連携「すわ「通」リズム(すわツーリズム)宣言」事業実施協定書に調印

調印書を取り交わす有賀会頭(左)と菴谷学長

本日、午後2時より、本学4号館大会議室において、諏訪商工会議所が今年度実施を予定している「すわ「通」リズム(すわツーリズム)宣言」事業に関する本学との連携協定の調印式が行われた。
 式には、諏訪商工会議所から有賀昭彦会頭と堀内義彦専務理事、本学からは菴谷利夫学長、住吉広行副学長、等々力賢治人間健康学部学部長、小倉事務局長が出席した。
 冒頭で、有賀会頭と菴谷学長により調印書が取り交わされた後、堀内専務理事と等々力学部長から協定内容の紹介があり、その後、報道各社からの質疑がなされた。
 本事業は、諏訪商工会議所が取り組んできた地域資源を活用した特産品開発や観光振興など一連の事業の延長線上に位置づくものであり、今年度は、標記テーマで、主として観光客を対象に「宿泊施設で提供する食事の研究」及び「諏訪湖周のジョギングロードを活用した健康の見える化」を推進しようとするものである。具体的には、前者については、現在、諏訪地域のホテルや旅館などで提供されている食事について、栄養価や地場産品の使用状況、季節食材の使用状況などについて分析すると共に、それを踏まえて新たな食事メニューの創造に繋げたいと考えている。また後者では、湖周ロードを利用し、歩行距離による消費カロリーを表示するなどして、「歩くこと」や「走ること」の楽しさを味わいつつ「効果が実感できる」健康づくりを提供することを企図している。
 2つの内容は、いずれも本学人間健康学部の健康栄養学科とスポーツ健康学科に深く関わる分野であり、両学科の有する人材及びノウハウやソフトを傾注し、商工会議所の期待に応えたい。それによって何らかの成果を挙げることができるならば、諏訪地域の「らしさ」創造の一助になり、強いては同地域の観光振興の基盤づくりにも繋がるはずである。
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