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2009/12/07

松本大学松商短期大学部-湘北短期大学相互点検・評価活動 10周年記念フォーラム

山田前学長と住吉副学長の対談

寄贈されたテラコッタ彫像

本学松商短期大学部の相互点検・評価校であるソニー学園湘北短期大学(神奈川県厚木市)との点検・評価活動が10年となり、一区切りを迎えたことから、5日本学にて記念フォーラムが開催された。両校の関係者約50名が集い、湘北短大の山田敏之前学長と本学の住吉廣行副学長の対談や実際に実務を担当した教職員によるシンポジウムが行われた。

 全国の短期大学の中で、こうして相互点検・評価が長く続いていることは稀で、今までに6冊もの報告書が作成されている。また、両校とも定員を確保しながら、特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)、学生支援プログラム(学生支援GP)や大学教育支援プログラム(教育GP)といった文部科学省が選定するモデルに選ばれていることを考えると、全国的にみてもレベルの高い相互点検・評価が行われているということになる。こうした関係が10年もの長きにわたり築けたのは、お互いの波長が合ったことや、両校の教職員の短大教育に対する意識の高さがそもそもベースにあり、信頼関係を保ちながら本気になってお互いを評価しあったこと、そして「就職」「学生募集」「図書館」といったようにテーマを毎年変えて実施したことが挙げられていた。

 シンポジウムで体験発表した、湘北短期大学のリーダーズキャンプに参加した1年生の女子学生が「湘北短大の学生会議の進行は学ぶべき点が多く、今はそれを参考にして松商短大オリジナルの会議運営を目指している」と話してくれたように、まさに本学からすると、湘北短大から学ぶべき点は多く、これからも学生交流を始め、教職員のフレンドシップな交流をお願いしたいところだ。

 フォーラムのまとめでは、相互点検・評価は一旦終了するが、交流や情報交換をし合える関係を維持しながら、これからも、FDやSDといった教職員のレベルアップを目指し、新しいモデルを全国の短大に発信して行こうという前向きな意見でまとまった。
 今後の両校の展開が全国の大学関係者からも注目されている。


この10周年を記念して湘北短期大学から記念品を頂戴いたしました。

 テラコッタ彫像 「風のかたち」
  作:大塚 習平氏 (湘北短期大学保育学科准教授)
    第20回フランス絵画彫刻国際展 入選作品
    サンジャンキャップフェラ市立美術展示場
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