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2010/07/30

プロサッカーチーム「松本山雅」を運営する会社と本学が事業協定 スポーツを通じた地域活性化を目指す

7月に法人化されたばかりの株式会社松本山雅と本学が昨日、本学において事業連携・推進に関する協定調印式を行った。本学にとって、地域スポーツチームとの連携はBCリーグの信濃グランセローズ以来2件目となる。

 調印に先立ち、本学の菴谷利夫学長は「本学のスポーツ研究に役立つことができて大変ありがたい」と語り、同チームの勝利につながればとエールを送った。

 協定により、松本山雅は、今秋本学に建設される人工芝の「松商学園総合グランド」を練習場とすることが可能になり、本学の教員がメンタルスポーツや食事の指導をすることで、チームの強化を図る。また将来は、同チームがJ1・J2に昇格した場合、地域にどれくらいの経済効果があるか、測定を依頼したい考えだ。

 松本大学では、インターンシップの協力、地域スポーツに貢献するJリーグの考えなどを学ぶことができる。また、健康栄養学科の学生と地域健康支援ステーションが中心となり、アルウィンで販売する「スタジアム弁当」のメニューを開発する。他にも、スポーツ全般を学ぶ学生たちが、卒業論文のアンケート調査をお願いしたり、大学祭などのイベントに選手に参加してほしいと考えている。

 今回の協定は、地域貢献を理念とする、同チームと本学の考え方が一致したかたちだが、大月弘士社長は「この連携を通じて、地域に愛されるクラブチームをつくりJ1を目指したい」と力強く抱負を語られた。
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