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2010/10/19

地域福祉推進へ 山形村社会協議会・民間企業と協定を結ぶ

18日、山形村社会福祉センター「いちいの里」において、本学と山形村社会福祉協議会、山形村に本社を置く松本倉庫株式会社と地域福祉活動の推進事業を強化するための協定書を交わした。

 同協議会とは、平成15年度より村の特産物である長芋の肉芽「むかご」を販売するプロジェクトを観光ホスピタリティ学科の白戸ゼミナールで共に取り組んで以来、バリアフリー観光の共同研究などをしてきた経緯がある。また社会福祉実習の派遣先としてもご協力いただいている。同社を経営する野村俊介社長は、山形村の住民と同村社会福祉協議会で作る地域貢献団体の代表を務めている縁で、産業界から参加することになった。
 今後、障がい者の方の就労支援を見据えて、フランス鴨の飼育やそばの栽培といったコミュニティビジネスを推進する予定で、調印式の後、さっそくその素材を使ったそばの試食会が行われた。
 本学から出席した住吉広行副学長は「松本大学は地域づくりに貢献する大学として、注目されるようになってきている。こうした地域との連携事業を、ひとつのモデルとして全国に発信したい」と挨拶した。
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