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2010/11/29

糖尿病患者会をお迎えしたヘルシーバイキングの開催

藤岡ゼミ1期生による2年間に渡る活動のフィナーレを飾ったヘルシーバイキングは、11月27日(土曜日)、糖尿病患者会(すずらん分会)の皆様を本学にお招きして行われました。

 学生たちは、これまで昭和伊南病院における糖尿病教室の補助などの現場業務を数多く体験させて頂き、信州大学病院における糖尿病バイキングについては何度も見学・参加して参りました。卒業研究ではこれまでの学びを統合し、学生自身の企画・運営による交流会を、本学で開催することに目標を絞りました。



 3ヶ月前よりバイキングのメニュー考案・試作、レシピ・資料作成、会場レイアウト等を着々と準備を進める一方、食後に行う運動を紹介するために、塩尻市健康福祉課で考案された手ぬぐい体操を習得しました。お土産には、生地を貼った手作りの写真立てにメッセージと当日の集合写真を収めました。



 当日は、患者会9名、管理栄養士2名が参加され、料理だけでなく学生の説明や応対についても大絶賛を頂きました。車座での交流では、参加された方々から三三七拍子と、「フレー!フレー!松大生!」という大きなエールを頂き、笑顔と涙に溢れた最高のラストシーンでした。4年生の進行は、いつの間にこのような成長を遂げたのかと感心させられ、跡を継ぐ3年生にお手本を示しているかのようで、バトンがリレーされていくのを実感しました。この場を借りまして、ご協力・ご指導頂いた皆様方に、心より感謝申し上げます。


本稿は健康栄養学科の藤岡由美子専任講師から寄稿いただきました。
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