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スポーツ健康学科卒業論文発表会を開催

1月8日(土曜日)に人間健康学部スポーツ健康学科1期生による、卒業論文発表会が開催されました。

 本発表会は、同学科2~4年生、教員、一般の方が参加し、総勢300名ほどの前で発表を行いました。研究発表は、スポーツ健康学科4年生が在籍している、11ゼミの代表者21名がプレゼンテーション発表にて研究発表を行い、59名がポスター発表にて研究を発表しました。尚、本発表会の運営は、すべて同学科の3年生が担い、先輩の発表会をサポートしました。

 開会に先立ち、スポーツ健康学科の降幡昌孝君が、4年生を代表して挨拶を行いました。「本日、私たちが卒業論文を発表するにあたり、論文の書き方から何まで熱心にご指導いただいた先生方、共に協力し励まし合った仲間、研究を行うにあたり、ご協力いただいた地域の皆様、何日も前から準備をし、この発表会を作り上げてくれた3年生に感謝いたします。この発表会が、私たちの4年間の集大成になりますので、堂々と発表をさせていただきたいと思います。また、3年生は来年この場に立って発表を行い、2年生はこの発表会がゼミ選択のきっかけとなります。私たちの発表が、少しでも参考になれば幸いです」と、現在の心境や感謝の言葉を述べてくれました。

 プレゼンテーション発表が始まると、各自趣向を凝らしたパワーポイントを基に、自分の研究を発表した。中にはユーモアが織り交ぜられた発表もあり、会場の雰囲気は、厳しさの中にも和やかさが感じられました。その中で、積極的に質問をする学生、発表を堂々と行い、質問に精一杯返答する4年生の姿がとても印象に残っています。

 ポスター発表も、会場内のあちこちで自分の研究の説明をする4年生の姿や、積極的に興味がある研究の話を聴く学生の姿が見られました。会場に入りきらないほどの人が入場し、非常に活気のあるポスター発表が行われました。

 発表会終了後は、別会場にて2年生を対象にゼミ相談会が行われた。こちらは、2年生がゼミ選択を行いやすくすることを目的に実施された。各ゼミの3、4年生がブースを作り、2年生の相談にのるようなシステムになっていました。2年生にとっては、卒業研究発表会とあわせ、ゼミ選択の大きな要因になったと思います。

 卒業研究は、大学生活で学んだ知識をもとに、自ら問題を見つけ、筋道を立ててその問題を解決していくという、自主的な学びです。また、自らが行った研究を、他者に分かりやすく伝えるために、文章にも気を配りながら執筆しなければなりません。まさに、大学生活の集大成と呼ぶにふさわしいものであり、各自の研究に対しての思い入れは相当に強いものです。これは、卒業論文提出時期が近づくにつれ、夜遅くまで研究活動に取り組む姿や、この発表会の姿を見て深く伝わってきました。4年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。この経験をもとに、今後のステージでも活躍してほしいと思います。

 本発表会を聴いた2、3年生は、先輩たちの姿を追い、よりよいものを作り上げていってほしいと思います。何より、先輩のように、自分の研究に対して強い思い入れが持てるような論文になることを期待しています。来年の発表会も楽しみです。
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