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大雨の中600名強が疾走 -アルプスあづみのセンチュリーライド2011開催報告-

間もなくスタート!

雨の中、子どもたちも奮闘しました

5月29日(日曜日)、松商学園総合グラウンドを発着点に、アルプスあづみのセンチュリーライド2011が開催されました。これは、タイムや勝敗を争うレースではなく、北アルプス山麓の40~160㎞の距離を8~12時間かけ、自分の脚力やコンディションに合わせて完走を目指してもらおうという、自転車のロングライド・イベントです。本学も、参加者のみなさんに沿道各地域の自然や風景を堪能してもらい、名所や文化等を知っていただく絶好の機会にもなると判断し、グラウンドの貸し出しと共に実行委員会の一員として尽力してきました。



当日は、例年に比べ10日以上も早い梅雨入りに加え台風の余波による大雨のため、白馬村のジャンプ台を折り返し点とする160㎞コースは困難と判断し、国営アルプスあづみの公園・松川地区を折り返す90㎞を最長コースとしました。そうした悪コンディションにもかかわらず、家族参加や子ども連れも含め600名強のみなさんが早朝から安曇野を疾走したのです。転倒などのアクシデントも懸念されましたが、リタイア3名という結果(完走率99.5%)で無事終了することができました。



3回目の今回は、一昨年の140名弱、昨年の600名強に対し、1340名強(県外者7割強)の事前申し込みがありましたので、その半数に満たない600名余りの出走者数は実に残念です。が、その分、核になる参加者が着実に増えていると判断しても良いのかもしれません。また、前日の1000名を超える受付者数は、実走はともかく宿泊や観光という形で、多少なりとも地域に貢献できたものと思います。そして、イベントを影で支えた学生諸君は、イベント開催の実際を、その大変さと共にそれこそ実体験できたのではないでしょうか。



イベントを運営された関係者のみなさん、参加者のみなさん、本当にご苦労様でした。


本稿は、人間健康学部スポーツ健康学科 等々力賢治教授に寄稿いただきました。
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