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2011/11/29

韓国教育旅行観光教育視察団が、松本・安曇野、本学を訪問

ビジット・ジャパン政策の一つとして、長野県観光部が政府から支援を受けて韓国からの視察団を長野県に受け入れました。県からの要請を受けて、松本大学は11月24日(木曜日)、総勢17名(内長野県関係者は観光部、観光協会、国際交流委員の通訳等4名)の皆様をお迎えし、午前9時半から午後1時までの短時間でしたが、友好を深めることが出来ました。韓国からの視察団の構成は、高等学校長4名、大学・研究所教員3名等教育関係者と観光会社関係者や通訳など13名でした。

最初に、住吉廣行学長代行が「北アルプスや安曇野など豊かな自然、歴史と文化の香る三ガク都の松本、長野県に足をお運びいただき、ありがとうございます。そして、地域連携を軸に地方の大学で特色ある教育を展開し全国的にもその名を知られてきている松本大学を訪問されたのは最善の選択ですね」と、笑いを誘いながらの歓迎の挨拶を行いました。

韓国側からは訪問の趣旨と訪問団の紹介を、龍虎高等学校長で団長を務めるヤンさんが代表して行ってくれました。恒例の贈答品の交換を終えたあと、大学と人間健康学部の説明を住吉学長代行が、観光ホスピタリティ学科等の説明を白戸洋学科長が行いました。会談は形式張らず、率直かつ前向きな雰囲気の中で行われ、韓国の高等学校長からは「もし松本大学に入学するとすれば、入試は、授業料は、寮は、生活費は、アルバイトは?」など、矢継ぎ早やにあり、積極的な質問にこちらが驚かされました。観光に興味を持つ学生が入学してくれれば、アウトキャンパス・スタディなどで松本・安曇野を体験してもらいその良さを韓国でも広めて、オリジナル・プランに基づくツアーを組むなど、交流の場が広がる可能性を追及することができるなど、和やかなムードで語り合うことができました。

訪問団の印象は、「自然景観の優れた城下町で元気のある松本大学」に集約されそうで、「ぜひ韓国へ来て私たちの学校も見て下さい」と嬉しいお言葉もいただきました。文部科学省も海外からの留学生受入に前向きであれという姿勢を見せている中、こうして生まれた関係の中で若い世代の交流が進むことを期待したいと思います。
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