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岡谷東高校・松本大学 高大連携推進事業 -大学授業体験講義-(2)

岡谷東高等学校(健康スポーツコース)と松本大学(人間健康学部スポーツ健康学科)との高大連携推進事業、二日目の4日は1年生が初めて本学に来校し、等々力、江原、吉田の3教員による講義を受講しました。



等々力教授の講義では、スポーツの歴史や、スポーツを取り巻く様々な環境など、スポーツを多角的に捉えることを学びました。またスポーツビジネス論では、スポーツがもたらす経済の力を、間近にせまったロンドン五輪を例に挙げて説明、生徒たちは興味深く聴いていました。



病理学が専門の江原教授は、教室に5人同時に見ることができる顕微鏡などを準備。生徒たちは自分の皮膚など見たりして、顕微鏡に触れていました。メタボリックシンドロームについての講義では、有名スポーツ選手のBMIを計算するなどして、肥満の予防や治療について学習しました。



フォレストでの昼食のあとは、吉田教授の講義。なぜスポーツを研究・指導することを目指したかなど、話をされました。また、本学スポーツ健康学科において学べる分野、取得できる資格、また地域における実践的な学びや進路、および求められる人物像について、説明しました。



本学では、この高大連携推進事業により、高校教育の現状に対する理解を深め、大学教育の一層の充実を図ることを目的としています。学科教員もそれぞれの専門について、短い時間の体験講座で理解してもらえるように努力することにより、教師の資質や授業の質、それぞれの向上の機会ととらえて取り組んでいます。

岡谷東高等学校 健康スポーツコースの1年生にとっては、初めての体験講義、キャンパスライフ体験となりました。1年次の早い段階から、将来に向けた進路選択を考える機会となったのではないでしょうか。




本稿は、スポーツ健康学科 大窄専任講師より寄稿いただきました。
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