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「リレー・フォー・ライフ信州 in まつもと」 大月典幸実行委員長による講演会 スポーツ健康学科1年生ゼミ「大学入門」

7月4日(水)、スポーツ健康学科1年生ゼミ「大学入門」の授業において、

“「命のリレー~リレー・フォー・ライフ信州 in まつもとの開催にあたって~」がんが教えてくれた大切なこと。そして今の僕にできること”をテーマに、大月典幸氏の講演会を開催しました。



大月さんは、「リレー・フォー・ライフ信州 in まつもと」実行委員長を務められています。リレー・フォー・ライフ(以下RFL)とは がん患者支援のチャリティ・イベントです。サバイバーと呼ばれるがん患者と、ケアギバーと呼ばれるその家族・遺族・支援者が集い、 地域と社会全体で 「がんと向き合い、命と向き合い、支えあう」 目的で世界各国に広まりました。

長野県でも今年初めて、9月1日(土)・2日(日)に松本市やまびこドーム、10月13日(土)・14日(日)に長野市城山ふれあい広場でのRFL開催が決定しており、大月さんたち実行委員会の皆さんがイベント成功に向けて準備をすすめています。



大月さんは約7年前にがんの告知を受けました。闘病生活を乗り越え、克服したとき、生きていることそのものが奇跡なのだと感じ、そのことをたくさんの人に伝えたいと思ったのだそうです。

退院後、自宅療養中にテレビでRFLのことを知り、その趣旨に賛同。「絶対に長野県でもRFLを実現させたい」という強い決意のもと、対がん協会への行動をおこしました。

大月さんによる軽妙な語り口で、終始なごやかな雰囲気の講演会となりましたが、同じ病気の友人を亡くされたご経験や、だからこそ大切にしたい人とのつながりについてのお話は、学生たちの胸にも熱く届いたように思います。



講演後、「自分もがん患者の方々の役に立ちたい」「現在、がんで苦しんでいる人やがんを克服した方々に勇気を与え、無くなった方々への追悼の気持ちも忘れていないところも素晴らしいイベントだと感じた」などの感想が寄せられました。

大月さんの講演会から、命の大切さ、人や地域とのつながり、イベントを通じての社会貢献の意義を学生が学ぶ、よい機会となりました。



「RFL信州」に興味を持たれた方は、ぜひイベントに足をお運びください。

なお、イベントボランティアも募集しているとのことです。「RFL信州inまつもと」に興味・関心のある本学学生は、本学スポーツ健康学科の大窄専任講師が携わっていますので、ぜひお問い合わせください。

本学学生以外の方で興味・関心のある方は、「RFL信州inまつもと」実行委員会宛てに以下のメールにお問い合わせ下さい。

rfl.matsumoto@gmail.com


「リレー・フォー・ライフ信州 in まつもと」 のサイトは >>こちら



本稿は、スポーツ健康学科 大窄専任講師より寄稿いただきました。
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