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(特活)日本トレーニング指導者協会北信越支部第11回ワークショップが行われました

2012年11月4日(日) 9時40分 ~ 16時30分まで松本大学 第一体育館・514講義室で特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会(以下JATI)北信越支部第11回ワークショップ行われました。JATIは競技スポーツとフィットネスの分野で活動するトレーニング指導者や、これを目指す人を主な対象として、トレーニング指導者の社会的地位の向上、知識・技能の向上、交流の促進、相互扶助などを目的として設立し、個人正会員数は約2,500名(2012年7月現在)です。JATIの養成校は2012年7月現在で大学33校、専門学校 54校、養成機関9で合計96あります。この中で松本大学はJATIの養成校で卒業と同時に受験資格が得られます。JATIは全国でさまざまなワークショップを行ってトレーナ同士での情報交換などを行っていますが、今回の北信越支部第11回ワークショップ松本大学で行うことになりまして、私は学生に幅広い経験と自分自身が就職委員でもあって実際に職業としてトレーナという名前で現場で活躍されている講師方のお話を聞かせたくて企画いたしました。当日は現場で働いているトレーナの方が17人、松本大学学生らが70人参加しました。現場で働いているトレーナの方の中には卒業生らも居て成長した姿を見て頼もしかったです。講義の内容ですが、まず私が午前中、JATIに関するガイダンスと「健康運動指導に役に立つ“現場指導者の為の実践運動生理学”」というタイトルで公演いたしました。松本大学ではスポーツ栄養学中心に講義をしているので今回の生理学の公演は新鮮でした。午後の公演では実技中心で二公演が行われ、始めに、「パーソナル(個別)指導に用いるテクニックとそのアプローチ体系」というタイトルで鋳山和裕氏(JATI東海支部支部長、パワートレーナーズ代表)の公演がありました。この方はパーソナルトレーナーとして活躍されていて、クライアントにはプロゴルファー、プロ競輪選手をはじめ芸能関係者や一般アスリートなど多分野であるそうです。一番、印象的だったのは「クライアントを確保するためには結果を出してあげる」とのことでした。実技は主に体幹筋力向上の仕方でした。次の講師の方は「メディカルチェックと機能改善の為のアプローチ」というタイトルで児玉雄二氏(相澤病院スポーツ障害予防治療センター)の公演がありました。分かりやすく体のバランスについて測定方法などとても楽しくためになることばかりでした。今ワークショップは社会人はお金を払って聞くことができるものでしたが、小倉事務局長のご理解で松本大学生は無料で参加できたことに対して感謝申し上げます。スポーツ健康学科の学科長である吉田先生にはいろいろご迷惑お掛けしまいましたがご理解していただいて本当にありがとうございました。また、スポーツ健康学科先生方、教職員方等々のご理解とご協力があり、無事に終わることができたことをこの場をかりて御礼申し上げます。


本稿は、大学院健康科学研究科 呉准教授より寄稿いただきました。
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