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2013/02/27
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記念講演会「大学と総合型地域スポーツクラブ」開催

去る2月19日(火)に本学522講義室において、「大学と総合型地域スポーツクラブ」講演会が、先に締結された、総合型地域スポーツクラブの連携・推進にかかる民・学・官連携協定成立記念の講演会として開催されました。演者は、堺賢治・愛媛大学教育学部教授で、国立大学法人化後に初めて大学直営の総合型地域スポーツクラブを立ち上げられた方です。一般の方々を含め50名程度の参加がありました。
 等々力賢治・本学人間健康学部長のあいさつの後、堺教授からは、日本の現状から、総合型地域スポーツクラブの必要性、公共性、愛媛大学で直営の総合型地域スポーツ倶クラブを立ち上げた経緯を始め、長野県や松本大学との関係について、独特の語り口で、熱く語っていただきました。
 特に本学については、その利点として、健康運動指導の他に、健康を支える大きな「食」にかかわる健康栄養学科の存在を指摘されていました。愛媛大学には、栄養関係の専門学科がないということです。今後は、愛媛大学では医学部との連携を行っていきたいと述べておられました。
 講演後の先生との会話の中で、本学では、スポーツ健康学科に生理学等の医学系のスタッフが揃っていることも長所として挙げられ、今後の総合型地域スポーツクラブの展開は、「健康」に焦点を絞ることが肝要とも言っておられました。更に、長野県体育センターの資料(参加者の松林所長ご持参の資料、やHP)を見られて、長野県行政の総合型地域スポーツクラブへのスタンスについて、愛媛県よりもずっと進んでいるとの印象を持たれたようです。翌日には、早速、長野県体育センターを訪問されることになりました。
 今回の講演会で、本学が、このような良き環境の中で、総合型地域スポーツクラブの支援を行っていくことができる状況にあることをしっかりと認識できました。


本稿は、松本大学人間健康学部スポーツ健康学科学科長 吉田 勝光教授より寄稿いただきました。

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