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2013/02/15
  • イベント情報

長野県民の健康づくりのフロントランナー集結~県の研究討論会で本学より3件の事例発表~

田内佑季さん

廣田直子教授

重田小菜恵さん

2月13日(水)に長野県健康福祉部主催で「平成24年度健康づくり研究討論会」が行われました。県下全域から約100名の管理栄養士、保健師、健康運動指導士や自治体職員など健康分野を担う専門家が集まりました。
 午後の研究討論会では、栄養・食育分科会で田内佑季さん(大学院健康科学研究科)、廣田直子教授(大学院健康科学研究科)、健康増進・感染症分科会では重田小菜恵さん(人間健康学部スポーツ健康学科4年)が事例発表を行いました。
 田内さんはスポーツ場面におけるヘルスツーリズムの観点から諏訪湖マラソンに参加したランナー向けに、おぎのやグループと共同開発した弁当メニューの販売結果と喫食者へのアンケートの考察及び今後の課題を発表しました。
 廣田教授は「大学における生ごみ堆肥化プロジェクト」の取組を紹介し、生ごみ堆肥化に協力した学生たちの意識とその後の行動変容をアンケート調査などの検証とともに紹介されました。この生ごみ堆肥化プロジェクトは大学、学生、地域の生産者、学食やレストランなど地域資源の循環型活用への広がりや生ごみを減らすエコクッキングなど食育の実践として示唆に富んだものでした。
 重田さんは諏訪市役所健康福祉部健康推進課の今井保健師と「松本大学との連携による『諏訪市からだ改善セミナー』の取組」を共同発表しました。諏訪市が本学の協力のもとで平成21年度から継続実施している健康づくりのための効果的な運動メニューの講座は参加者の意識の変化とともに体力の増進や学生らとのふれあいを通じた元気や感動を生み出しており、「どうしたら個人に合わせた運動メニューを作れるのか」など参加者から質問が集中しました。
 今井保健師は「健康プログラムが何種類もあるわけではない。講師である学生のみなさんが受講生一人ひとりの状態に合わせて工夫されている結果」だと回答し、松本大学との連携を更に充実させたいと語りました。
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