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2013/11/05
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松本大学特別講演会「食の安全や食育をめぐる最近の課題」開催

平成25年11月5日(火)本学5号館524教室において、平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環である講演会が開催されました。
この講演会は、各分野の専門性に精通した講師をお招きし、学生たちの学びへの姿勢ならびに実践活動への意欲向上等の支援を図ることと、同時に、地域の方々やその関連分野の関係者に向けた公開講演会としての性格を有しています。

今回は、「食の安全や食育をめぐる最近の課題」と題して、道野英司農林水産省消費・安全局消費者情報官(前 厚生労働省食品安全部輸入食品安全対策室長))が講演されました。
その内容は、①食の安全とリスクコミュニケーション(輸入食品の安全対策、BSE全頭検査、原発事故に伴う放射性物質汚染)、②農林水産分野における食育(農林水産省における食育推進の現状、今後の課題と対応は?)と幅広い分野にわたり、道野先生の豊富な知見と経験に基づくホットで貴重なお話が紹介されました。

今回の講演は管理栄養士養成課程においては実践的で有意義な内容であり、本学健康栄養学科1年生と2年生を中心とした250名近い受講者は興味深く聴講しました。また、講演後の質疑応答の時間では、会場の学生たちからも質問が寄せられ活発な雰囲気の中で講演会は終了しました。終了後に回収したアンケート(感想について)では、多くの学生が食の安全と食育の最近の現状について身近な課題として捉える機会を得たことに新鮮さを感じ、講師の分かりやすいご講演に充実感を示していました。さらに、これら課題の重要性について管理栄養士を目指す者としてあらためて考えを深め、周りの人にも伝えていくことが大切なことと答えている学生の多いことに驚き、喜びを感じました。

ご講演いただいた道野先生には、あらためて感謝申し上げます。
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