新着ニュース

今年度後期の授業を始めるにあたって

松本大学及び松商短期大学部の学生の皆さんへ

松本大学・松商短期大学部
学長 住吉 廣行

コロナ禍にあって私たちを取り巻く社会環境が大きく変化する中、皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。さて、本学では、今年度後期の授業を始めるにあたって、新型コロナウイルス感染症予防という観点からさまざまに論議してきました。その際、何よりも重視しなければならないと考えたのは、学生の皆さんとそのご家族、そして地域の皆さんの健康を守ること、すなわち感染を防ぐことでした。
その一方では、「本学の特長である地域と連携した教育活動」「教員や学友と相まみえ意見を戦わせつつ学ぶことの必要性と重要性」「学友会活動、クラブ・サークルやボランティア活動などの自主的活動の重要性」「多彩な活動を通した交友関係の構築」といった、オンライン授業では難しい学修を是非とも実体験して欲しいという想い、そして少なくない数の学生の皆さんが持っているであろう「大学で仲間と共に学びたい」という希望や要望に何らかの形で応えねばならないという、強い想いもありました。
そうした、言ってみれば相反する二つの命題をどのように考え調和させ実現させるのか悩みながら鋭意検討を続けた結果、以下のような形で後期の授業を行うことになりましたのでお知らせします。つきましては、教務委員会及び教務課から送られる「後期時間割」と「授業実施に関するマニュアル」を確認の上、下記の事項に留意し、よく考えて履修登録を確実に行ってください。

  1. 学内における対面授業を原則としつつ、希望する学生には、対面授業をそのままオンラインで配信する。
  2. 対面授業かオンラインでの受講かの選択は、各学生の判断に委ねる。
  3. オンラインでの受講に際しては、音声や画面の不良といった事態が生ずる可能性があることを、あらかじめ承知しておいてもらう。
  4. 学科で指定するいくつかの科目については、対面形式でのみ開講される。
  5. 学内への登校、対面授業の受講に際しては、これまでにも増して感染予防策を順守することを強く求める。

毎日マスコミなどで報道されていますように、新型コロナウイルス感染症を巡る状況は日ごと変化しています。本学としてもそれを踏まえ、適宜、適切に対応していかねばならないと認識していますので、新たな状況が生じた場合には迅速な情報発信に努めます。学生の皆さんも、緊張感をもって学生生活及び日常生活をおくってください。
先行きの不透明なコロナ禍ではありますが、皆さんの学生生活をより豊かなものとすべく、本学では全教職員挙げて支援していきます。

このページ先頭へ