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松大生と学ぶ親子プログラミング教室、2023年度も大盛況のうちに終了

総合経営学科 教授 室谷 心
松商短期大学部 教授 矢野口 聡

秋晴れの週末、今年も「松大生と学ぶ親子プログラミング教室」を開催いたしました。この教室は2017年から毎年開催しており今年で7回目となります。日程は、10月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)の4日間で、安曇野市役所4階大会議室を仕切って2つの会場で行いました。これは安曇野市からの受託事業で、松本大学の「学生」が子供たちにプログラミングの楽しさを「教える」という企画です。4日間で総計102組(回収アンケート枚数)の親子が教室に参加してくださいました。

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教室では、松商短期大学部矢野口ゼミと松本大学総合経営学部室谷ゼミの学生たちが先生役となって、それぞれに工夫を凝らした教材で参加親子の皆様にプログラミングを教えました。

使用したのは、ブロックでプログラムを作るScratchで、既にプログラミング経験のある子供たちから初めて参加した低学年の子供たちまで、さまざまなレベルの児童が参加しました。参加者の約半数が2年生以下の低学年生で、兄弟での参加や保護者2人が付き添う熱心なご家庭も目立ちました。学生たちは、「どうやったら自分たちの考えたことをわかってもらえるのか」を考え、工夫を凝らしながら一生懸命に講座を進めていました。

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この講座の一番の目標であった、「コンピュータやプログラミングの楽しさを伝えたい」という学生の思いは、参加してくださった親子の皆さんにしっかり伝わったようで、参加者全員が目標のゲームを楽しそうに完成させ、最後は自分の作ったゲームで自慢げにプレイしていました。

これまで、本講座では「帰ってから家で家族に見せて自慢して、さらに続きをやって欲しい」という思いから、物理コンピューティングではなくブラウザで動かすScratchにこだわってやってきました。参加してくださった皆様が、家でも楽しんで続けてくださることを期待しています。

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伝えたいことを整理し、相手を考えて作戦を立て、理解してもらえるようにテキスト作成やプレゼンをする。こういう場面には学生はこの先何度も遭遇するでしょう。学生に素晴らしい学修の機会を与えてくださった安曇野市の関係者の皆様、そして何よりも参加してくださった親子の皆様に心より感謝申しあげます。

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