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信州山学マイスター養成プログラム受講者募集
信州山学マイスター 養成プログラム 開講のご案内
信州は日本の屋根といわれる多くの山々を擁し、松本市は山岳の都「岳都」と呼ばれています。信州の山岳について、自然環境、観光、健康・スポーツ、文化、防災、交通、産業など多様な視点から理解を深め、地域の魅力を再認識し、地域の未来像を考える機会を提供することを目的として、この度「信州山学マイスター養成プログラム」を企画しました。3回以上の参加者には「信州山学マイスター」の修了証を授与します。
本講座では、山と自然、安全のための知識・技能を身につける特別教育プログラムとして、終了後は案内自然ガイド、登山ガイド、山岳ガイド、クライミングインストラクター、スキーガイドの資格検定試験等に繋げていきたいと考えています。zoom配信となりますので、遠方の方でも受講が可能です。皆さまのご参加をお待ちしております。
2025年5月24日に行われた本プログラムのキックオフシンポジウム「山岳を学ぶ」の様子
左から講師の手塚友惠氏、原山智氏、中村浩志氏
開講日
①8月22日(金)、②8/29(金)、③9/5(金)、④9/12(金)、⑤9/19(金)
時間
15:00~16:30 zoom配信
※お申し込み完了後、後日配信用のURLをご連絡します
対象
社会人または在学生
受講料
全5回で1万円(在学生無料)
申込方法
申込みフォームより必要事項を入力しお申し込みください。
申込期間
2025年8月17日(日)まで
講座スケジュール
日程 | 講義タイトル | 講師 |
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8月22日(金) |
我ら皆、山の民 〜「山の日」のリアリズム〜 目前に当たり前に存在する山が実は日々の生活体験に深く係わっていることを、教育・健康・経済・防災・歴史・政策・言い伝え・文学・環境・サスティナビリティー・ウェルネス・メタバース・ジェンダーレスなどとの関連性から捉え直します。 |
手塚 友惠 氏 |
8月29日(金) |
山は不動の存在か? 〜山岳の誕生、成長、消滅のドラマ〜 日常感覚では、山は何事にも動じない不動の存在です。しかし山と周囲の平野を踏査していくと、壮大な成り立ちのドラマが見えてきます。いつ誕生し、どのように成長し、いつまで山でいるのか?北アルプスの成り立ちを中心に、50年間の研究成果を紹介します。 |
原山 智 氏 |
9月5日(金) |
甦れ!神の鳥 雷鳥 日本のライチョウは、最終氷期に日本列島に移り住み、本州中部の高山という世界最南端の地に取り残され、世界で唯一人を恐れない特異な集団ですが、現在数の減少が危惧されています。絶滅した中央アルプスにライチョウを復活させる事業などの取り組みを紹介します。 |
中村 浩志 氏 |
9月12日(金) |
スキーのはなし ~スキーの上手さとは何か~ 「山学」スポーツの代表格といえるスキー。その魅力にのめり込み、プロスキーヤーを目指すも早々に挫折し、スキーの研究者となったスキーバカが、「スキーの上手さとは何か」について、スキー科学の観点から、研究の苦悩や山遊びの話を交えて紹介します。 |
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9月19日(金) |
火山と共に生きる ―その恵みと災害― 長野県は、浅間山や御嶽山など6つの活火山を抱える全国でも有数の「火山県」です。火山は、美しい景観や温泉などの恵みをもたらす一方で、噴火活動で災害を引き起こすこともあります。火山と共生していくための知識や地域での取り組みについてお話しします。 |
観光ホスピタリティ学科 |