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スリランカ

国 名:スリランカ民主社会主義共和国
     
シンハラ語で『光り輝く島』という意味
     かつてはセイロン(錫蘭)と称していた
首 都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
     
1985年コロンボより遷都
面 積:
約6万6千㎢
     北海道より少し小さいくらいの大きさ
人 口:
約2000万人
     
東京の人口と同じくらい
言 語:シンハラ
 タミル
宗 教:仏教
(70%) ヒンドゥー教(15%)
     
仏教-シンハラ人 ヒンドゥー教-タミル人
識字率:89%

日本とスリランカの関係

日本とスリランカの関係はとても古く、仏教が伝わったのもスリランカからだといわれています。

公式に外交関係を結んだのは第二次世界戦後の1952年です。

1951年のサンフランシスコ講和条約締結後、世界で一番早く正式に日本と外交関係を結んだのもスリランカでした。

サンフランシスコ講和会議

第二次世界大戦後の1951年、サンフランシスコでの対日講和会議では、対日賠償請求権を巡って当初から激しい日本攻撃が続いていました。

そのような中で、当時スリランカ代表として会議に出席していた故ジャヤワルダナ元大統領は、「憎悪は憎悪によって止むことなく、慈愛によって止む」という仏陀の言葉を引用して、対日賠償権の放棄を発表しました。

この演説が戦勝国を動かしたからこそ、日本は早期に国際復帰できたと言っても過言ではありません。

スリランカと言えば、まずイメージされるものは紅茶だと思います。
茶の生産は世界第3位で、セイロンティーと呼ばれ名産品となっています。
しかしながら、スリランカでは、もともとは茶の栽培ではなく、コーヒーの生産をしていたようです。ところが、大規模な虫害により壊滅してしまったため、その代替として始められたもののようです。