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観光ホスピタリティ学科1年生が、白川郷合宿に行ってきました!

去る11月26・27日、観光ホスピタリティ学科の1年生行事「白川郷合宿」が、1泊2日の日程で行われました。訪問先は岐阜県、世界遺産で有名な合掌集落のある白川郷と、古い町並みが人気の高山市です。

 出発は8:20、元気な顔で集まった観光ホスピタリティ学科の1年生は在籍する学生の95%と例年のごとく高い参加率で、賑やかな雰囲気でバスは出発しました。引率教員8名に加え、先輩である4年生が3名選抜されて同行し、バス内では先輩が添乗員のごとく1年生に案内する場面もありました。
 訪問した白川郷荻町の合掌集落は、国の指定を1976年、世界遺産は1995年に登録された日本を代表する伝統的建築の現存する地域です。と同時に、ここは人が住んでいる世界遺産でもあり、村は農業立村から観光立村政策へ転換してから、開発と保全の間で常に悩みながら等身大の発展を模索し続ける観光地です。私たちは1日目にグループで集落を散策しながらこの地域に住む人々と対話し、テーマ毎に白川郷の観光地としての魅力をプレゼンテーションしました。また、トヨタ白川郷自然学校という体験滞在型観光を進める施設に宿泊、2日目にエコツーリズムに欠かせないインタープリター(自然案内人)によるミニ体験ツアーを経験しました。帰りに立ち寄った高山市は「行きよいまちは、住みよいまち」を提唱する観光先進地で、松本大学とは昨年より観光分野で提携しています。車椅子にも外国人にも、そこに住む住民にも優しいユニバーサルデザインの町並みの現場を訪れ、ホスピタリティ溢れる観光地を見学しました。
 3年目ともなる今年は、学科全体としての行事色をより強くし、学生・教員との交流が盛んに行われました。学生の皆さんにとっては『観光』が改めて楽しいものであること、そして慣れないフレンチのハーフコースを共に食べ、同じ部屋に泊まることで大切な友人ができ、得られるものは多かったようです。また、ゼミナールをはじめ各専門講義における準備とフォロー体制により、観光学科らしい充実したアウトキャンパス・スタディとなりました。

 最後に、現地でお世話になった皆様方に、この場をお借りして深くお礼申し上げます。
 本文は、総合経営学部観光ホスピタリティ学科の中澤朋代専任講師から寄せていただきました。
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