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2010/03/03
  • アウトキャンパス・スタディ事例

健康栄養学科「教育GP」による山形県長井市への視察旅行報告レポート

2010年2月8日に健康栄養学科のGP関連企画として「土・農業・生命の循環から“食”を考える」というシンポジウムが実施され、山形県長井市で「レインボープラン」を立ち上げた菅野芳秀さんの講演をお聴きした。

 3月1~2日には、生ごみと農業の土づくり、作物消費を結びつけた循環である「レインボープラン」の施設や町づくりについて実地に学ぶため、講演会を聴講した健康栄養学科1~3年生有志、パネルディスカッションのパネリストを務めていただいた「くれき野」生産組合の岩間克博さん、北原明夫さん、本学教員の総勢35名で、山形県長井市への視察に出かけた。

 1日は米沢市で上杉神社をお参りした後、長井市に入り、菅野さんから紹介していただいたレインボープランに参加している旅館「とらや」に宿泊した。夕食には、米沢牛と長井市の地場の野菜や豆腐、菅野さんの養鶏所の卵などを使った美味なすきやきが提供され、舌鼓を打ちつつ完食! 夜は、「新村地区にファーマーズマーケットができるとしたら」というテーマのもと、ブレインストーミングで自分たちのアイディアを出し合い、発表するというグループワークを行って、夢を膨らませた。

 翌日、菅野さんと再会。菅野さんは、長井市でレインボープラン推進に尽力されている長井市中央地区女性の会会長 横山美代子さん、長井市健康課主任 渡部和喜子さんを加えて、3名によるフォーラムという企画を準備して、私たちを迎えてくれた。菅野さんのお話はもとより、女性のお二人が伝えてくださったメッセージは、学生たちにとって大きなお土産になったことと思う。その後、横山さんと菅野さんの案内で、レインボープランコンポストセンターを見学し、生ゴミが堆肥となる過程について学んだ。熱心な学生たちの姿に触れて、菅野さんは「日本の未来は女性たちがつくるんだねぇ」と感心してくださった。コンポストセンターでお礼を申し上げてお別れし、レインボープランの野菜などを使ったメニューを提供しているラーメン屋と蕎麦屋とに分かれてランチをいただいた。

 その蕎麦屋に菅野さんが現れたのには、びっくり。もう少し、皆と過ごして、見送りをしたいとわざわざ足を運んでくださったのである。菅野さんをそんな気持ちにさせた学生諸姉を誇りに思う。このような学生たちの学びを、健康栄養学科のGPがめざしている地域の食をめぐる課題解決に貢献できる人材の育成につなげていきたい。
 本文は健康栄養学科 廣田直子教授から寄稿していただきました。
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