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2010/06/01
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科の学生による木曽町アンケート調査報告会レポート

木曽町における観光客に対する調査は、約5年前から木曽町企画調整課まちづくり係の方々の協力を得て行われています。昨年度からは木曽町と松本大学間で協定を結び、地域共同研究の一環として行われています。
 今回初めて、本学総合経営学科の学生による調査活動の報告会を開いていただきました。以下、レポートをご紹介いたします。
 2009年10月に木曽町に来訪した観光客に対するアンケート調査が行われた。そのアンケート調査結果の学生による報告会を、5月27日(木曜日)、木曽郡民会館において木曽町観光協会総会の終了後、木曽町企画調整課の方々に開催していただいた。

 アンケート調査は、木曽町福島、開田高原、日義木曽駒高原道の駅の3調査地点で行われ、合計252票答えていただくことができた。そのデータを、来訪者の居住地を長野県、愛知、岐阜、静岡3県、その他都道府県に分けた居住地別と調査地点別に集計した。居住地別集計を、総合経営学科3年の鈴木陽一、奥原由香の2名で、調査地点別集計の結果を3年の山下斐、安藤寿紀の2名1組で発表した。

 会場の皆さんは真剣に学生の発表を聞いてくださっていることがその場の空気から伝わってきた。

 発表後、発表内容に対する質問、今後の調査に対する要望やアドバイスをお願いした。その場で、(1)伊那谷と木曽谷を結ぶ権兵衛トンネルを通って木曽町を訪れる観光客は、その後どういう経路をたどっているか、(2)観光客は木曽の食材に対してどんなイメージを抱いているか調査できないか、等貴重なご意見を頂いた。
 また、木曽町観光協会の会長さんからは、(3)御嶽山の観光開発を行っているが、その点についても調査できないかというコメントも頂けた。
 今までの調査でも答えられる(1)の質問には,データを解析して現時点でわかることをお答えするようにしたい。また、(2)、(3)に関しては、情報を収集して、今年のアンケートにできる限り反映させていきたいと考えている。
本文は総合経営学科 鈴木尚通教授から寄稿していただきました。
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