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2013/03/27
  • 教育研究情報

企画・運営した「社会討論会」での提案書を、学生が県に提出!

本学学生が、自ら企画運営した社会討論会「地域社会再発見!」での声を提案書としてまとめ、3月21日(木)に松本合同庁舎に赴き、松本地方事務所地域政策課および中信教育事務所の関係者に直接手渡しました。学生は、各々がまとめた提案内容をお話し、関係者と意見交換する中で、今後の県政に役立てていただくこととなりました。

 この社会討論会は、2月11日の建国記念の日に松本大学にて開催され、10歳代から80歳代まで異業種の方30人が参加しました。異世代が集い、自分たちの暮らす地域のさまざまな問題について語り合い、考える場を創出し、意見交換する中で互いの考え方を知り、地域の課題解決に向けた動きとなることをねらいに、松本大学・松商短期大学部講義「コミュニティーリーダー」履修学生と地域づくり考房『ゆめ』を拠点に活動するプロジェクト「信濃X」学生の合同による「異世代交流『社会討論会』プロジェクトチーム」が企画・運営しました。
 「①地域づくり」「②いじめ問題」「③政治参加」の3テーマに分かれ、参加者が自由に考えを述べ、KJ法等を用いてまとめ、最終的には提言を生み出すワークショップの手法で進め、テーマ毎提言をまとめました。テーマ①は、新村のまち歩き後グループ討論会を実施しました。その結果、「土と風と行政との一体化した地域づくりの推進」とし、地域住民である「土の人」と若者や他地域の方々である「風の人」が協力し、行政と一緒になって行動する必要があるとまとめました。テーマ②③は、政治哲学者の小川仁志氏(徳山工業高等専門学校準教授)の講演を伺ってから、グループ討論会を実施しました。テーマ②は、「いじめをなくす環境づくり」とし、いじめをしない!させない!許さない!という意思表示をし、月1回いじめについて考えよう!!とまとめました。テーマ③は、「教育の中へ政治を、そして文化へ」とし、週1日政治の日を設定し、政治を日常の文化にするような教育にとまとめました。最後に運営学生の決意表明「今後、私ができること」を添付し、提言書としました。


本稿は、地域づくり考房『ゆめ』福島 明美専任講師より寄稿いただきました。

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