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2014/04/30
  • 教育研究情報

「食品衛生学実験」 vol.4 ~一般細菌数(生菌数)の測定の結果~

健康栄養学科 教授 髙木 勝広

4月22日(火曜日)に行った「一般細菌数(生菌数)の測定」の結果を知らせします。
右の写真(上)は35℃で2日間、培養されたシャーレです。白い点のようにみえるのがコロニーです。
学生たちは数取機を手に、コロニーにマジックで印を付けながら数えます。

[学生たちの反応]
  • キャベツから、たくさんのコロニーが出てきてとってもびっくりしました。実験で使ったのは、キャベツの外側の葉の部分だったので、コロニーが多かったのかも知れません。しっかりと洗うことが大切だと思いました。
  • ゴーダチーズから、多くのコロニーが出ました。計算したら、チーズ1グラム当たり45,000個の細菌がいたことになります。想像していたより細菌が多くて驚きました。
    補足:ゴーダチーズは細菌熟成型のナチュラルチーズです。
  • 買ってからしばらく時間がたった豚肉を調べてみました。実験の結果、数え切れないほどのコロニーが出てきて、正直鳥肌が立ちました。他の班でも豚肉をやっていましたが、私たちの班の細菌数は、それを遙かに超えていたので、腐りかけていた肉なのかもしれないと思いました。
学生の反応はまちまちですが、多くの学生たちが体験した、この驚きを大切にしたいと思います。
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