新着ニュース

2015/10/13
  • アウトキャンパス・スタディ事例

「御嶽山噴火後の木曽地域の観光客動向調査」―総合経営学科の学生と松商高校商業科の学生による合同調査―

総合経営学部総合経営学科 教授 葛西和廣


今年度の調査は、昨年御嶽山が噴火してほぼ1年経った10月3日(土)に行われました。
木曽町を訪れる観光客に対するアンケート調査は学生のフィールドワーク実習をかねて、木曽町役場まちづくり係の方々と協議を重ねながら続け、今年で10回目になります。

比較的年配客の多い木曽町福島地区では、団体客がよく訪れる村山代官屋敷、観光客がしばらくほっとした時間を過ごすであろう足湯、そして昔の福島宿の面影をとどめる上の段の街並み、開田高原(ソフトクリーム工房前)、日義道の駅、木曽市場を調査地点としました。
今年度も、昨年同様、葛西ゼミ生、成ゼミ生、専門研究(葛西)の学生、イベントサークル(顧問:葛西)の学生、韓国東新大学の交換留学生(2名)、松商学園高校商業科の学生など16名が調査に参加してくれることになりました。
調査に参加した学生は木曽福島地区に松商学園高校生4名、開田高原に葛西ゼミ生3名、日義道の駅に葛西・成ゼミ生5名、木曽市場にイベントサークルの学生1名、松商高校生4名に分かれて調査を行いました。
今年度は葛西、成教授、眞次准教授、鈴木名誉教授に加えて、松商学園高校の横山教諭、樋口教諭にも参加・協力をしていただきました。

6カ所の調査地点を合計すると、210人の方々にアンケート票に記入していただくことができました。
ただ、昨年7月に調査を行った時に比べると、観光客はかなり減っており、御嶽山噴火の影響は大きいように感じられました。
以前のように、観光客が多く訪れるようになるには、かなり時間がかかるように思われます。

今後、役場や住民の方々のご意見を伺って、それを次年度のアンケート調査に生かしたいと考えています。
このページ先頭へ