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2016/12/11
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科清水ゼミ、アド・ミュージアム東京を見学

D&AD最高賞に選ばれた日本のマスキングテープ「mt expo 2015」の作品の前で全体写真

ハートランドビール(キリン)のアートプロジェクトの前で坂口先生の解説を聞く学生

ポスターのメッセージを受け取り、88プロジェクトのメッセージを考える学生

D&AD Awards 2016 のポスター

総合経営学科 教授 清水 聡子


2016年12月3日、松本大学×道の駅「中条」×国交省連携企画88(やまんば)プロジェクトの活動を行っている清水ゼミの学生8名は、カレッタ汐留の中にある「アド・ミュージアム東京」を訪問しました。
「アド・ミュージアム東京」は日本で唯一の広告ミュージアムです。
広告学芸員の坂口由之先生に解説して頂きながら、日本の広告史を収蔵作品でたどる常設展と企画展を見学しました。

企画展「D&AD Awards 2016」は、英国・ロンドンに本部を置く非営利団体「D&AD(Design and Art Direction)」の表彰作品を展示しています。

今回、最高賞であるブラック・ペンシルに選ばれた2作品のうち1作品は、日本のマスキングテープ「mt」の博覧会、「mt expo2015」です。
KIITOデザイン・クリエイティブセンター神戸で開催された作品の一部が飾られています。
マスキングテープの可能性と美しさを感じることができ、博覧会に足を運んだ来場者がマスキングテープを使って楽しんでいる映像は注目すべき点でしょう。

ブラック・ペンシルのもう1作品はThe World Addressed(住所のある世界)です。
世界を3メートル四方のグリット57兆個に区切り、住所を3つの単語の組み合わせだけで表現した位置表示システムで、イギリスのWhat3Wordsの作品が選ばれています。
松本大学の一部はprosper/scab/encases(成功する/かさぶた/包む)の3つの単語で表わされていました。

学生は、日本の広告史と最先端のデザインを学び
  • 「88プロジェクトの活動のヒントを得ることができた」
  • 「西山大豆を使った食品を考えるのにとてもいい経験ができた」
  • 「姿や形は変わっても、人に何かを伝えるという目的をもった広告はすごいなと感じた」
  • 「昔のCMが新鮮でオシャレに見えた」
と感想をまとめています。

2017年3月3日、さいたま新都心合同庁舎で行われる道の駅と大学連携成果発表交流会に向け、アイデアを形にして、表現する能力を身につけていくことでしょう。
大変丁寧なご説明と多くの資料を提供くださいました坂口由之先生に御礼を申し上げます。ありがとうございました。引き続き応援の程、よろしくお願い致します。
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