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2017/10/11
  • 教育研究情報

平成29年度 第1回AP外部評価委員会が開催されました

松商短期大学部
准教授 川島 均

松本大学松商短期大学部では、平成28年度に採択された「文部科学省大学教育再生加速プログラム(AP):高大接続改革推進事業」の取組みの一環として、外部評価委員会を定期的に開催しています。
去る平成29年10月4日(水)、他の短期大学から教員2名、地域企業の関係者2名、地域高等学校の教員1名を外部評価委員として招聘し、「平成29年度第1回AP外部評価委員会」を開催しました。本学AP事業の進捗状況を報告し、これに対して多数のご意見・ご質問を頂戴しながら活発な議論が行われました。

本学の取組みは学生の成長を可視化することが大きなポイントであり、学生が主体的・能動的に学修を進めるための環境づくりであるとも言えます。その結果として、従来からの成績証明書に加え、ディプロマ・サプリメント(学位証書補足資料)を示すことで、学生の詳細な成長過程を社会や企業に示し、いわゆる「教育の質保証」を図るものです。
本学からの説明に対し、短大や高等学校の教員である委員からは、学生の能力の評価方法や高大接続との関連などについて質問が相次ぎました。一方、地域企業関係者の委員からは評価の客観的判断についての質問がありました。それぞれの質問は非常に的確かつ貴重なものであり、本学において今後一層の議論が必要であるとの認識を新たにするものでした。

高等学校-短大-社会といったつながりの中で、どのようにして地域社会の発展に貢献できる学生を育てられるか、本学はAPプログラム採択校として大きく期待されています。
取組みは試行錯誤しながら進んでいますが、より良い方向に向かっていると信じています。

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