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2019/03/18
  • 教育研究情報

長野県日中友好協会にて「中国企業の多様性とその要因」について講演

総合経営学部総合経営学科
教授 兼村 智也

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3月16日(土)、長野県日中友好協会による「第22期 日中関係を考える連続市民講座」の講師として、お招きをいただきました。今年で8年連続になりますが、週末のお休みにも係らず、毎年熱心な方々にお集まりいただいております。この連続講座のなかで、私の担当は中国の経済・産業についてであり、例年は進出する長野県企業を中心に長野県と中国との係わりをお話しておりますが、今年は中国の中小企業を講演テーマに取り上げました。具体的には、一口に中国の企業といっても国内向け、国内外資向け、輸出向けといった市場によって企業の生産・経営システムが異なること、そのなかでも外資と取引をもつ企業は日本のシステムに接近し、同時に「人づくり」という点で日本と同様の課題に直面していることなどについてです。

やや専門的な話にもかかわらず、参加者のなかには実際に中国でビジネスにあたった経験をもつ方もいらっしゃるなど興味をもってお聴きいただき、またポイントを突いた質疑もいただきました。こうした機会を通じて少しでも中国に関心をもち、両国が相互理解しあえる環境が「草の根」から広がる一助となれば幸いです。

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