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建設業の(株)村瀬組と「従業員の健康づくりに関する連携協定」を締結・調印

従業員の皆さんの健康づくりを応援

松本大学研究ブランディング事業推進委員長
副学長 等々力 賢治

7月3日(火)、建設業の株式会社村瀬組と本学の間で、同社からは村瀬直美社長をはじめ4名が、また本学からも住吉廣行学長をはじめ4名が出席し、同社の従業員の皆さんの健康づくりに関する連携協定を締結・調印しました。これは、本学が現在進めている研究ブランディング事業の一環をなすものであり、運動促進プログラムの「タグフィットネス」(登録商標)を中核とする運動指導、健康づくりを進め、その効果を検証することを主要な目的とするものです。

村瀬社長がかねてより、企業が従業員の健康の維持・増進を積極的に進める「健康経営」に高い関心を寄せていたことにくわえ、本学としても、事業を推進するには経営者がその必要性を理解し積極的に取り組むべくイニシアティブを取っていただける企業が必要であると考えていました。したがって、今回の連携協定締結は、ブランディング事業を進める上でモデルケースになるものと、大いに期待しているところです。

取組では、7月に、まず「体力測定車」を同社に派遣して従業員の皆さんの脚筋力と持久力などを測定し、その後、歩行数や消費カロリーなどを計測できる活動量計を持っていただき、測定で得られたデータを踏まえた運動指導を継続的に行い、六ヶ月程度後に、同様の測定を再度行い効果を検証する予定です。くわえて、皆さんの医療費データなども提供いただいてその増減を明らかにし、また、気分状態についても質問紙を使用して明らかにしたいと考えています。

繰り返しになりますが、今回の(株)村瀬組対象の取組はパイロット的なものであり、モデルケースとなりうるものです。まずは、同社の従業員の皆さんが楽しく健康づくりに取り組むよう支援しつつ、六ヶ月後には何らか評価に値するデータが得られることを期待し進めていきます。

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