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益山ゼミ(観光ホスピタリティ学科)による、高山市高根町石仏群活用に関するフィールド調査

観光ホスピタリティ学科
教授 益山 代利子

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益山ゼミナールでは、昨年より一般財団法人飛騨高山大学連携センターの依頼により、岐阜県高山市内に於ける観光まちづくりの調査活動に関わってきました。昨年は、古民家群を移築した観光施設「飛騨民俗村飛騨の里」の活性化に関する調査を行い、教育旅行や外国人観光客向けのもてなしの提案を含む報告書を提出しました。

今夏は、長野県松本市奈川地区から野麦峠の山林を超えた場所に位置する高山市高根町の石仏群や原家を含む歴史的資源の価値の確認と地域資源のブランド化に関連する調査活動を行っています。

3年次のゼミ生13名を2グループに分け、8月と9月の2回にわたり高根町にて1泊2日の合宿を行い、地域住民の皆さんとの協働を通して歴史的資源の活用策の検討と資源の整備を若者の視点から考えた具体的な提案を行います。

第1回目の合宿では、高根町に現存する石仏群の見学や1300mで栽培されているブランド野菜の高根コーンをはじめとする高地野菜の収穫体験、里山固有の保存食、御嶽山を中心に高根町から長野県開田高原へと続く歴史街道の美しい景観などの活用策を検討しました。これらの石仏群を中心とした歴史的資源や特徴ある高地野菜に加えて、陸上の高地トレーニング場として文部科学省に指定されている「飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア」も見学しました。

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次回9月の合宿では更に観光ツアーの造成や地場産品のブランド化に関連するビジネスモデルの提案などへとつなげて行き、高山市が松本大学に依頼する「平成30年度地域プライド事業実施企画書」の作成を目指します。

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