新着ニュース

  • 教育研究情報

高大連携教育事例報告、「南安曇農業高校生とのマネジメントゲーム研修」

観光ホスピタリティ学科
教授 大野 整

pi20100124_001.jpg

本学では県内各地の高校と高大連携教育を行い、授業に活かすための様々な取り組みを推進しています。

1月16日には南安曇農業高校の生物工学科2年生が生徒実習の一環として、MG(マネジメントゲーム)研修を行いました。これは農業教育の中で経営感覚を養うことを目的とする研修で、毎年冬季に行っています。高校生はMG研修を通じて、ものづくりの意義やマーケティングのねらい、経営の目的などを体験的に学びました。当日は講師に㈱経営総合研究所の明賀義輝氏を招き、また来年度より高校の教壇に立つ本学の4年生もサポートに入り、高校生は目を輝かせながら意欲的に取り組みました。

pi20100124_002.jpg

実習を受けた生徒の感想の一部は次のとおりです。

  • 「超優良企業を目指すと公言したが大赤字になってしまった。」
  • 「自分がチャンスの時に商品が無かったり、チップが無かったりもったいないなと思う場面が何度もあった。」
  • 「もっと視野を広げ、今何をするべきなのかを考え、決断できるようにしたい。」
  • 「農業経営のことだけでなく、世の中の変化のこと、生きること、産業の成り立ち、農業という言葉に縛られないことも考えさせられた。」

このように、今回の実習は高校生が経営の奥深さを知ることで人としての生き方までも考えることのできる貴重な機会となりました。

関連コンテンツ

このページ先頭へ