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2019/11/29
  • アウトキャンパス・スタディ事例

「矢場とん」「名古屋証券取引所」を訪れた、飯塚ゼミのアウトキャンパス・スタディ

松商短期大学部
准教授 飯塚 徹

松本大学松商短期大学部では、4学期の平日2日間にアウトキャンパス・ディがスケジュールされています。この期間に、多くのゼミナールや授業毎に、県内外の企業、テーマパーク、商業施設を訪れるアウトキャンパス・スタディが実施されます。

経営学と金融法を学ぶ飯塚ゼミでは、11月27日(水)に、名古屋市の「矢場とん」で昼食を食べ、「名古屋証券取引所」で証券・金融の基本を学び、証券取引現場を見学しました。

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名古屋名物味噌とんかつ「矢場とん」は、味噌とんかつの発祥企業であり、東海地域を中心に根強い人気があり、持続的な経営成長を遂げています。あえて、全国展開はせず、ローカル戦略を選択し、「現地に行かないと、食べられない」ことに価値を設定しています。人気経済番組「カンブリア宮殿」においても、「徹底したローカル主義」戦略を実践している企業として放映され、ゼミでも視聴しました。そして、付加価値として、ホスピタリティ溢れる接客が高く評価されています。

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学生は、味噌とんかつを食べ、「本当に美味しい」「味付けが絶妙なバランス」と感動し、店員さんから「おすすめの美味しい食べ方」「矢場とんの豆知識」などを聞き、ホスピタリティを実感していました。

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名古屋証券取引所では、講師から「株式会社のしくみと証券取引所の役割」を映像とパワーポイントで分かりやすく説明していただき、証券取引の現場を見学しました。講師からの説明は、本学の講義「金融論」「会社法」「証券実務」「投資と運用」と関連しており、とても分かりやすかったです。2年生のなかには、金融機関に内定をいただいた学生もおり、1年生にも、金融機関に就職を希望している学生も多く、実践的なお話が聞け、とても参考になりました。

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現在は、株券は電子化され、株券証書はありませんが、貴重なレプリカを見せてもらうことができました。偽造されないため、「透かし」が入っていました。そして、証券の取引現場を見学しましたが、全て自動化されており、とても静かな環境で数字とグラフが動き続けていました。講師から「株価はここ数日、上昇している」と解説いただき、その様子を数字とグラフで確認することができました。学生は、「難しいけれども、参考になった」「講義で学習したことを思い出した」など話し合っていました。本学の講義と関連しており実践的で、学生の今後のために、とても有意義でした。

名古屋証券取引所見学後、名古屋の繁華街である栄で、学生全員で、有名なタピオカ専門店「ノナラパール」でタピオカを飲みました。卒業論文を「タピオカ店の経営戦略」とした学生もおり、参考にしていました。

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その後、自由時間で、学生はグループ行動で名古屋を満喫しました。楽しく充実したアウトキャンパス・スタディとなりました。

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