新着ニュース

2020/05/13
  • 教育研究情報

学校教育学科守一雄教授の国際共著論文が "Applied Cognitive Psychology" に公刊

教育学部学校教育学科
教授 守 一雄

pi20200511_002.jpgのサムネイル画像

本学教育学部学校教育学科の守一雄教授の国際共著論文が、認知に関わる応用研究学術誌の"Applied Cognitive Psychology"に公刊されました。この論文は、データの取得前に実験目的や実験計画、分析手法などについての審査を経て、掲載の可否が決定されるという新しい論文公刊スタイル (Registered Report)で、Stage 1として実験目的などが査読され採択となって公刊されたものです。この研究は、以前から共同研究を続けてきているポーランドのK. Barzykowski博士の研究チームとの国際共同研究で、日本からは愛知大学の井藤寛志教授と本学の守一雄教授が参画しています。

犯罪場面や事故などの目撃者の証言は犯罪捜査や事故調査に重要な手がかりとなるものですが、複数の目撃者間での情報交換(話し合い)によって目撃記憶が変容することが実験研究によって明らかにされてきました。守教授がリーダーとなって実施してきた国際共同研究プロジェクトでもそうした現象が世界中で文化を超えて起こることが確認されています (Ito et al., 2019)。今回、公刊された論文では、目撃者の自己肯定感を事前に高めることがこうした記憶変容を防止できるか否かを実験的に検証しようとするものです。この実験研究には、守教授が開発した目撃記憶研究のための映像提示トリック(MORI Technique) が活用されています。実際の実験は、この論文で登録した計画に厳密に従ってポーランドのヤギェウォ大学で実施されます。どのような実験結果が得られるかが大いに注目されます。

このページ先頭へ