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博物館教育論にてワークショップ「博物館教育をデザインする」を実施しました

2025年7月28日、博物館教育論にてワークショップ「博物館教育をデザインする」を実施しました。本ワークショップは、学生たちが自身の関心に沿って企画展を運営するとともに、その展示に関する教育プログラムや来館者評価までを一貫して設計するというものです。学生は全部で4グループに分かれ、企画展本番の2週前から準備を行い、展示物の選択や構成、キャプションの作成や当日のアンケートフォームまで、グループごとにすべて1からデザインしてもらいました。

当日は、各グループによる企画展の見学を相互に行った後、展示のストーリーを伝えるような教育プログラムおよびその評価を実施しました。なお、それぞれのグループによる企画展のタイトルは以下のとおりです。

  • TOYS BONDING OVER ... ~遊びと人とコミュニケーションと。
  • じゃぱんがんぐ
  • きっかけ展~これがこうして今の自分~
  • みんなの思い出展

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自作のキャプション

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展示構成にもこだわり

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考えを共有するしかけ

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様々な思い出を集約

展示品を各自自宅から持ち寄ったことで、「遊び」や「思い出」といった似通ったテーマが選択されたものの、展示内容には各グループの個性が表れていました。また、企画展後には各人で図録を作成してもらい、今回のワークショップを自分なりに総括してもらいました。

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当日の展示解説の様子

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個性あふれる図録

0から展示を作り上げるという非常に大変な課題ではありましたが、学生の皆さんがそれぞれの強みを活かしながら協力して作業を進めてくれたことで、とても充実したワークショップとなりました。実際に手を動かしたことで、博物館教育や展示について少しでも理解が深まっていれば幸いです。受講生の皆さん、本当におつかれさまでした!

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