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本年度教員採用試験合格者による座談会を実施しました

全学教職センター長/教授
山﨑 保寿

総経・人間教職センターは、教職課程を履修している学生に対して、教職全般の指導と教員採用試験の支援を行っています。

今年度は、例年以上に採用試験の結果が良かったこともあり、10/11(金)に、合格者数名との座談会を開催しました。 座談会では、合格の秘訣は何か、先生方の指導がどのように役に立ったか、合格までの苦労は何かなど、教職を目指す後輩への激励メッセージを頂きました。

その一部をご紹介いたします。

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参加学生:
大平菜美加(総合経営学科、長野県高校商業に合格)、菅沼真洸(スポーツ健康学科、長野県(南信)小学校に合格)、新原徳子(スポーツ健康学科、長野県(北信)小学校に合格)

参加教員:

室谷心(総合経営学部教授)、小松茂美(人間健康学部教授)、山﨑保寿(総経・人間教職センター長)、石井良治(総経・人間教職センター専門員)

座談会質疑応答

Q.合格したときの心境はいかがですか?

大平:二次に合格したときは、涙が出るくらい嬉しかったです。今は、教師になってからのことやどのように授業をすれば良いかに気持ちが向いています。
菅沼:私も、合格が分かった瞬間はとても嬉しかったです。今は、まだスタートラインに立ったばかりなので、来年度の不安はありますが、担任や授業の教え方のことを考えています。

Q.教師を志したきっかけは?

新原:高校まで部活で陸上をやっていて、マネージャーの経験から、選手を支える大切さが分かりました。子どもを支える教師の仕事は、自分の能力を生かせる仕事だと思ったことがきっかけでした。
大平:私は、高校時代の先生が熱心で、学習の楽しさや検定に合格することの達成感を知りました。最初短大に入ったので、学習することの楽しさを生徒に教えることができる職業として教師を目標にし、四年制に編入して教職を取ることに決めました。

Q.合格まで大変だったことは?

菅沼:陸上の大会で土日に遠征したときは、宿でも教採の勉強をしていました。1年前は、受験まで長いと思っていましたが、あっという間でした。もっと勉強できたとも思いました。
大平:アルバイト(水泳指導)も教採に役立つ部分があるので、勉強と思って行いました。4月に受けた検定(応用情報)も勉強になりました。

Q.スランプやストレスを感じたときはどのようにしましたか?

新原:スランプのときは、友人(菅沼)の存在が大きかったです。明星の通信を一緒に受けていたので、互いに声を掛け合っていました。また、スランプの時は、ゼミ室に行き、気持ちを切り替えました。

Q.学習の工夫は?

大平:範囲を決め予定帳に書いて勉強しました。1ヶ月後に自分の決めた範囲を終了したか過去問で確かめるようにしました。
菅沼:問題を解き、苦手分野のノートを作りました。算数→理科→社会というように、1問ずつ教科を変えて勉強したことが自分に合っていました。
新原:私は、参考書に書いてあることをノートに色づけしてまとめました。1ヶ月の予定を立て、勉強したことが見えるようにしました。

Q.松本大学の指導で役立ったことは?

菅沼:一次は木曜5限の教採対策講座での「力だめし」が役に立ちました。自分がやってないところが出たり、勉強の目標につながりました。二次は模擬面接が非常に良かったです。
新原:一次は小論文添削です。二次は模擬面接で、面接の場面に慣れることができました。
大平:やはり、一次は小論文添削、二次は模擬面接です。模擬面接では、小松先生が高校の授業の観点から、大野先生が商業の観点から助言していただき、複数の視点から自分の模擬授業を見直すことができました。

Q.後輩へのアドバイスをお願いします

菅沼:ぜひ自分のやり方を貫いて、先生方のサポートは手厚いので、先生方を活用して下さい。
新原:勉強は自分なりの方法を見つけることが大切。勉強と息抜きのバランスをとって、やるときはやること。
大平:教採対策や勉強の方法をいつでも教えます。先輩や先生方とのつながりが大切です。

皆様のご協力、ありがとうございました。

今後も、教職に就いた卒業生の会である梓友会を通じて、後輩のために教採や学校の情報を伝えていただきたいと思います。
卒業後の、教員としての活躍を期待しています。

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