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2026/01/28
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安曇野地球宿にて、自己の生き方講座(ゼミ合宿)を行いました

学校教育学科
准教授 上月 康弘

1月27日、安曇野市議会議員であり、地球宿を経営されている増田望三郎さんを訪ね、自己の生き方に関するお話をうかがいました。

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2年生の段階では、教育学部において学校の教員になるための学びを進めている一方で、「将来をどうするか迷っている」「本当に自分は教師になれるのか」「自分が本当にしたいことは何なのか」といった葛藤を抱えている学生も少なくありません。しかし、将来をまだ見通せないことは、むしろ自然なことだと考えています。

生成AIがここまで発展する中で、子どもの前に立つ教師に求められる姿も大きく変わりつつあります。「勉強ができて、教えるのが上手」というだけの教師の時代は、終わりを迎えつつあります。大学では指導法などを教えていますが、それらも近い将来、十分に役立たなくなる可能性があります。だからこそ、教師自身が自らの体験や経験を通して、ぶれない軸や豊かな感性を身につけていることが重要だと考えています。教師としての幅を広げること、そして自分自身の生き方について深く考えてほしいという思いから、今回の企画に至りました。

地球宿で、無農薬・無肥料で育てられた野菜を使った食事をいただきながら、増田さんがなぜゲストハウスの起業を始めたのか、そこに込めた思いやこれまでの苦労についてお話を聞きました。

〈増田さんのお話より〉

  • 自分の願いを自分に問いかけ、言葉にし、行動することが大切であること
  • 地球宿は単なるゲストハウスではなく、人や地域をつなぎ、地域を活性化するプラットフォームであること
  • この「違い」こそが独自性となり、独自性は人とのつながりや共感の中から生まれること
  • 今の時代が何を求めているのかを見極める目が重要であること
  • 地方議員と会社経営の両輪で活動しているのは、行政ではできないことを身軽な立場で実現するためであること
  • 「これで必ずいける」という確信をもって構想を描いていたこと
  • 自分のやりたいことや願いは、学生時代の豊かな経験が基盤になっていること

お話を聞いた学生からは、「自分の殻を破るために行動したいと思った」「自分のやりたいことだけでなく、人との絆や共感が大切だと感じた」「非日常的な場で、さまざまな人(一緒に泊まったゲストの方)と語ることができ、とても楽しかった」といった感想が聞かれました。

今回の経験が、学生自身の生き方について深く考えるきっかけとなり、その視野を広げ、新たな行動を開始する機会となれば、ゼミ担当としてこれ以上嬉しいことはありません。

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