児童と学生の関わりがさらに深く太くなった活動4年目の活動

「松本大学東日本大震災災害支援プロジェクト」は2014年度も一年間継続して活動してきました。
学生の派遣では、学習支援として16回に渡り石巻市立大街道小学校に出向きました。延べ参加学生は、88名でした。
また、児童、児童の親、教職員の方々のカウンセリング活動として、毎月1回、第2木・金に臨床心理士の古林先生を派遣することができました。石巻市立大街道小学校の先生方と一緒に定期的な調査にも参加して活動を充実してきました。
大震災後、石巻市立大街道小学校で災害支援活動をさせていただくようになって2014年度で4年目、過去の関わりと比較して大きく変化したことは、児童と学生の関わりをさらに深く太く持たせて下さるようになりました。具体的には、小学校の行事に同行させてもらったり、金曜日の午前中の授業に補助として入らせていただいたりです。小学校側の持ちつ持たれつの関係構築で学生にはこれまで以上に大変勉強になりました。これまでの関わりが基盤にあっての発展が見られました。感謝です。
5年目となる2015年度もこれまで同様に活動を「継続」します。


■2014年6月25日
5年生の花山合宿に学生が同行しました。
児童達との交流をもっと深く持つために学校の行事や授業の補助などをさせてもらえるようになりました。
(出発の時の様子)
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■津波の爪痕を見学
石巻に災害支援に出かけた折に、津波の爪痕を見学によく出かけます。
大きな災害の爪痕が残る地で何を学生は感じ思うのでしょうか
(石巻市南浜地区にて)
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■学習支援
だいたいの場合、事前に日常の児童の様子をお聞きして学習支援に入ります。
(大街道小の阿部教頭先生との打合せ)
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(学生による学習支援)
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■活動に参加した学生たちが「松本大学同窓会賞」を受賞
2015年3月20日卒業式において、本活動に参加した学生たちが「松本大学同窓会賞」を受賞しました。受賞理由は以下の通りです。 『今年度卒業を迎える学生は、まさしく日本列島が大震災によって混迷の時に入学してきた学生です。東日本大震災とともに4年間の大学での学びを経験した貴重な人財ではないでしょうか。当初の緊急的避難援助活動から最近の学習支援活動に至る、勉強と活動を両立しながら関わる学生もおります。自主活動として最初に位置付けましたので単位の認定などの処置は教職課程履修者以外、一切ありません。これまでこのプロジェクトに参加した学生の延べ人数は、966名に及びます。この活動は大学で学ぶ若い学生によって支えられ、活動で学んだ人の痛みをさらに今後の社会に活かす、その価値を生み出しました。』

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