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2020/07/07
  • 教育研究情報

健康栄養学科の4年生が、オンラインで臨地実習の報告会を行いました

臨地実習担当/健康栄養学科 助手
石澤 美代子

管理栄養士をめざす健康栄養学科の学生は、病院での臨地実習(担当教員:藤岡由美子・成瀬祐子・寺嶋寿介)を10日間行います。今4年生は2020年2~3月に、県内の29病院に分かれて実施してきました。病院はまさにコロナ禍の只中にあり、しかし未来の管理栄養士の育成のためという病院側のご厚意を受け、可能な範囲で実習をさせていただきました。

その報告会は、例年、対面ブース形式で行っていますが、今年度はコロナ感染拡大防止のためオンライン(遠隔)で実施することになり、2か月にわたる準備の末、6月29日(月)に開催しました。

4年生62名が報告用のパワーポイントを予め作成し、76名の3年生に対し15分程度の報告を行います。対面だとスペースの問題で聴講者が少人数になりますが、オンラインでは多くの学生が参加でき、またパワーポイント画面も見やすく声も聞き取りやすいというメリットがありました。頷くなどの反応が伝わりにくかったり、質問しにくいなどオンラインならではの弱点もありますが、4年生はこれから臨地実習に向かう後輩のために、自分が学んできたことを、熱意をもって報告してくれていました。

教員は、各自のパソコンから、各病院の報告会が時間通りに実施出来ているか見守ったり、質問が出ない場合には促したり、遠隔で支援を行いました。

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この報告会が、4年生には臨床分野の学びのまとめや就業への意欲喚起となり、3年生には管理栄養士の専門性の奥深さや臨地実習に必要な人間力の向上に繋がれば、と願っています。

なお、本報告会開催にあたり技術的なご支援をいただきました、短大部浜崎央先生、本学情報センター、当日ご参加いただきご助言を賜りました当学科教員の皆様に深謝申し上げます。

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